メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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スタッフブログ

レンズの厚みの話

技術的お話

レンズの度数は表面と裏面のカーブの差で、度数が決まります。
下の図のように、表面が0カーブ・裏面がー5カーブなら、ー5ディオプトリー
レンズ
同じ度数なら、レンズ径を小さくした方が、縁厚が薄くなるのが図の通り解ると思います。
眼鏡屋さんが「度数が強いので、小さいフレームに入れた方が薄くなりますよ」と言うのがこの原理
マイナスレンズなら、削っていけばドンドン薄くなりますが、プラスレンズだと話が変わってきます。
表カーブが5カーブ・裏カーブが0カーブ その差がレンズの度数ですから、下の図はプラス5ディオプトリー
レンズ
上側の2つの図を見てもらうと解るように、マイナスレンズと違って既にあるレンズをドンドン削って行っても縁厚は薄くなるどころかドンドン厚くなっていきます・・・・・
で、初めっから径の小さいレンズを作れば、軽くて薄くて収差の少ないレンズが出来上がるのです。
度数は表面と裏面のカーブの差ですから、2番目と4番目のレンズの度数は同じ度数なんです!!!!
眼鏡レンズは、最低必要なレンズ径指定して、別作(オーダー)で製作する事ができます。
屈折率が同じレンズでも、レンズ径(フレームの大きさ)を小さくすればレンズは薄く軽くなります。
同じ径なら、当然屈折率の高い方がレンズは薄くなるのですが、度数が少なくなればなるほど屈折率の違いで縁厚の変化も少なくなるのです。
ゆるい度数の方に、高価な超高屈折レンズを勧めるのは良心的ではありません。
では、眼鏡関係の方に問題です!!
先日当店で、自覚値も他覚値も両眼共ほぼ平面、視力も両眼共に1.5以上有る方に、超薄型レンズを、しかもレンズ径指定して販売してしまいました・・・・その理由は??
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