斜視 と 斜位 ・・・
先日「認定眼鏡士」の講習に行ってきました。
認定眼鏡士の資格を所持し続ける為には、年会費以外に3年で3つ以上の講習を受けない生涯教育制度になっております。
若い頃は、年会費や講習費等はなんだかもったいないような気がしてましたが、最近は有益な情報はぜんぜん高く感じ無いように思えます。
今年もちゃんと福井県での講習会に出席して、単位も足りておりますし、今年から、日本眼鏡技術者協会の福井県支部の末理事にもなっております。
講習科目が「斜視と斜位のプリズム処方ーその差異について」と興味をそそられる内容だったので、県外まで遠征に行ってきました!!
初めて福井県以外の講習会に出席したのですが、その県の講習はこじんまりとしたアットホームな参加人数です・・・
福井県は眼鏡の産地と言う事もあってか、メーカーや問屋さん上がりの小売店が多く、人口当たりの眼鏡小売店の数は日本一みたいですね!!(当社の前身も眼鏡工場でした)
更に眼鏡メーカーさんや眼鏡商社さんの中にも眼鏡士の資格を所持している人もいて、福井県の受講者は割と多いみたいです。
アットホームな雰囲気過ぎて、講義中にも質問がいろいろ飛びます(笑)
しかし質問内容のレベルがちょっとだけ低い・・(汗)
先生は懇切丁寧に答えてくれます(笑)
教える方は質問が来た方が、一方的にしゃべるより、きっと話やすいんでしょうね(笑)
県外まで行ったかいあり、有益な情報もしっかり入れてきました!!!
講習の最後の質問は受け付けずに「直接電話等で聞いて下さい」との事で、
他の方が「先生、私の目一度測ってくれませんか?」と検眼が始まったので個別質問は出来ず(笑)
逆にありがたい、あの場で僕が質問してたら・・・きっと場に馴染まなかったと思う(汗)
で、翌日に直接電話で、日頃疑問に思ってた斜視矯正の質問を!!!
日頃、プリズム矯正を前線で行っている先生だけに、僕のやってる事も間違いではない事が確認出来て良かったです!!
斜視にも色々あって、僕が疑問に思っていた斜視は、完全斜視(こんな用語は無い!?)
両眼共に視力が出ていて両眼同時視が出来ない眼(もしくは両眼融像視が出来ない眼)の矯正
生まれ持って眼位異常(斜視)や不同視(遠視)や強度乱視、等があって左右差がある場合、よく見えている方の目しか使わずに、見えにくい方を使わずに9歳ぐらいに成長してしまうと、使わなかった眼が弱視(矯正しようの無い眼)になってしまいます。
最近は3歳児検診でほぼ見つかって、眼鏡訓練(保険適応)、眼科指導の下アイパッチ(見えている方を塞いで見えにくい方の眼を訓練)や外科的手術等で、弱視になる事は無くなってきております。
が、立体視まではケア出来て無い場合がほんの僅かですがあったりします。
両眼視出来て無くても生活をする上では何の問題も無いですし、眼鏡店でも両眼視検査を取り入れている所じゃ無いと気がつかれもしません。
生活には何の問題も無いですが、右目と左目の視差を使わないと絶対的に解りにくいのが、立体視、具体的には距離感・・・・
大型免許や二種免許には必須の深視力。
たぶんこんな文だけのブログを読んでる人はほぼいない気がするので、ここで止めておきますが(笑)
大型免許や二種免許の深視力でお悩みの方がおられましたら、一度当店にご相談下さいませ!!
解決出来る場合があります!!!!
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