時短営業のお知らせ
9月1日からしばらくの間、営業時間を午後7時までとします。
ご迷惑をおかけする事もありますが、なにとぞご了承いただきますようお願いします。
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ご迷惑をおかけする事もありますが、なにとぞご了承いただきますようお願いします。
[コメントする](最後に追記があります)
かかりつけ医制度ができてかどうだかよくわかりませんが、大学病院に直接初診からは診てもらえにくくなっているみたいですね・・・・
そんな大学病院で・・・
写真内の「マルヤマシホ」さんが、眼内レンズを左眼だけ挿入いたしました。
マルヤマシホさんは、当店の店長で、当店の看板娘!?でもあります・・・・
(50歳を超えてますが)
週末に目の不調を訴えていたので、当店の機器で見てみると状態が良くないのが解ったため、近くの眼科へ朝いちで受診し、そのまま紹介状持参で大学病院で緊急手術を受けました。
(網膜剥離は痛くもかゆくもありません)
(当店の機器は屈折検査を行う機器なので眼病は解りません)
(当店は眼鏡店なので「眼科に行ってきてください」という事はあっても、何も助言等は出来ません)
眼内レンズを使用する一番の原因は、老人性白内障で、あまり緊急性のない病気なんですが・・・
嫁の場合は緊急性のある「網膜剥離」で、剥離している部分が少し大きめだったため、水晶体も同時に入れ替えるとの事でした。
少し前まで先進医療保険対応の遠近両用眼内レンズは?と嫁に言ってみましたが、片眼だけだし、緊急性もあって、普通の人口水晶体(眼内レンズ)にしたみたいです。
普通、白内障の手術を両眼ともする場合、眼内レンズの度数は選択出来るので、眼鏡を常時必要だった方でも、眼鏡無しですごせる眼内レンズの度数を選択する事も出来ます。
嫁の場合は、プラスマイナスゼロの乱視も無い、眼鏡屋さんとしては何の面白み!?も無い眼だったので、たぶん現状維持の度数の眼内レンズでしょう・・・
(一般的に角膜の屈折力が43.5D水晶体の屈折力が19.11D)
(上の写真のレンズが+19.5Dなので、若干近視になるのかも)
(面白みのない眼とは、新人の度数測定の練習になりにくい目であること)
網膜剥離の手術後は、安静が必要なため1週間ほどは入院が必要だとの事で、その間看板娘は店頭にいませんので、ご了承下さい。
(お店はしっかり営業しています)
網膜剥離も程度が少ないとレーザー等で抑える手術もあるみたいで、その場合は入院は必要ない場合もあるみたいです。
網膜剥離をおこしやすい方は、軸性近視(強度近視)や、眼球や頭部の物理的ショックと言われています。
たまたま嫁の実の弟さんも、今年に同じ病気になったので、遺伝・・・・と言うより加齢でしょうか・・・・
(実の弟と姉は強度近視)
後日、このブログで、実際にどんな治療を行ったのかを報告してもらう事にしています。
現在コロナで、大学病院の面会は厳しく制限されています。
今日は、定休日の水曜日ですが・・・・
自動ドア周りの工事を行っています。
追記
おかげ様で、9月3日より無事復帰しました。心配おかけしましたm(__)m
ご来店お待ちしております。 丸山志芳
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オークリーのフロックスキンに
タレックスの偏光レンズを装着!!
オークリーの取り扱いがあるタレックスプロショップである、当店ではよくある光景です!!
両方取り扱いが無くても、TALEXプロショップにオークリーのサングラスを持ち込めば可能なんですが、オークリーのサングラスのレンズ加工は、ちょっとややこしい技術がいるのです!!
(オークリーのショップにTALEXのレンズの持ち込みは出来ません)
レイバンのフレームに、
RayBanの純正ロゴ入り、遠近両用レンズを装着!!
(ロゴが入ると遠近両用には見えずにダテメガネに見えますね!)
レイバンの取り扱いショップはいっぱいありますが、レイバンの純正レンズの取り扱いがあるショップはまだまだ少ないのです・・・・(よく知らんけど)
ちょっと前にブログ用に撮った写真ですが・・・・
何を語ろうと思って写真を撮ったのか思い出せません(苦笑)
たぶんレンズカラーの薄いサングラスが人気なんです!!!
か・・・・・
薄いカラーの色の事を、ウオッシュカラーと呼ぶみたいです・・・・か???
でも、レンズを洗ってもデニム(Gパン)みたいに色は薄くならないので、ウオシュカラーはちょっと違う気がするのは僕だけでしょうか・・・・
当店のサングラスは、薄いカラーでも、UV(紫外線)は100%カットのレンズを使用しています!!!
薄いカラーどころか、無色のレンズでも当店のレンズはUVを99%以上カットしています!!!
(99%以上なら100%と言っても良いような気がしますが・・・・・)
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まだまだ暑いです・・・
暦の上では8月7日が立秋で、すでに残暑になっていたりして・・・
もう秋なの???
秋分の日が9月23日でそれ以後が秋なの・・・・
ググッてみると、昼と夜が同じ長さになるのが秋分の日で、夏至(昼が一番長い日)と秋分の日のちょうど間が立秋で、立秋からが秋らしい・・・・
で今日はすでに秋!!!
このブログは大変お勉強になりますね!!!!
(当然調べて書く僕のお勉強ですよ)
メガネのレンズ(プラスティック)って何層にもコーティングが施されています。
傷つきにくいハードコーティングや、反射を抑えるためのコーティング等々・・・
反射防止コーティングって、多層膜にコーティングして、コートとコートが反射しまくる事により反射が無くなるんだって・・・・
実験するとそうなんですが・・・・頭の中では理解出来ないよね・・・・
カガミとカガミを合わせると、永遠に鏡の中に反射しあってる感じ(どんな感じ)
その何層にもコーティングする材料が金属だったりガラスだったりするんですね・・・
中のプラスティック素材は熱で膨張してしまうけど、金属コーティングは膨張しない(膨張係数が違う)ので、コーティングがひび割れしてしまうのです。
で冷えるとプラスティックは縮む・・・・
メガネをかけたまま、高温のサウナに入ったり、真夏の車の中にメガネを放置したり、バーベキューや焚火で熱風を浴びたりいたら、一瞬でクラックが入ったりしちゃいます・・・・
たぶん長時間暑い中にいても、ジワーとレンズは膨張していて、そのまま涼しい室内に入ったりしてもクラックが入る場合もあります。
ある程度弾力があるプラスティックだけに強い衝撃や圧力がかかったりしても同様です。
ぱっと見ただけでは判らない場合があるので、動画にしてみました!!
反射の角度によって、よく判る角度と解りにくい角度がある事が解るでしょうか?
これはレンズのキズでは無く、コーティングのクラックです。
眼鏡小売業界もPL法が施行された時は、どのお店も注意事項を色々説明してましたよね・・・
(現在は何割ぐらいのお店がしっかり説明をしているのでしょうか????)
当店では、12ページにわたるカラーの冊子をお付けしています。
(特に初めて購入した子供には口頭による詳しい説明を徹底し直さないといけませんね)
皆様も本当に暑さにはご用心下さいませ。
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ウィキペディアによると
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B1%E8%A6%96
乱視(らんし)は、目の屈折異常のひとつ。角膜や水晶体が歪んで回転体でなくなる事によって光の屈折がずれ、焦点が合わなくなる。
難しいですね・・・・
眼鏡学ハンドブックによると
『乱視は外界からの1点から発する光線が眼のどこにも正しい像を生じない。近視・遠視では視軸上のどこかに正しく結像する位置が存在するが、乱視では正しい結像ができない。乱視は正乱視と不正乱視に大別される。』(引用)
ムズイ・・・
僕らがよく例えるのが、バレーボールとラクビーボールで・・・
(正乱視の場合)
ニデックさんの検眼器のモニターから拝借
直交する縦と横の屈折が違う状態・・・
「バレーボールは縦と横のカーブが同じで、ラクビーボールは縦と横のカーブが違う」
そのラクビーボールが縦か横か斜めかで、直・倒・斜 乱視
焦点が網膜より前か後か挟んでるかで、近視性・遠視性・混合 乱視となります。
その乱視の度合いの測定方法には、雲霧法とクロスシリンダー方があって、実技試験には必ずでますね。
雲霧法は近視性の単性乱視を球面調整で作って、放射線状の視標を見させて、クッキリ(濃く)見える方向に乱視の軸がある考えで、
クロスシリンダー法は、プラス度数とマイナス度数が同じ円柱レンズを直交に合わせたレンズをクルクル回して測定していく方法で、当店では主にこのクロスシリンダー法で測定しています。
当店で測定した方なら、全員が思い当たると思いますが「1番か2番かどちらの方がくっきり見えますか?」を何回も繰り返しているアレです!!
乱視の説明や、乱視の測定方法は、どんな教科書にも必ず書いてありますが、乱視度数の決定方法はあまり詳しく書いてある教科書はありません。
よく議論されるのが「乱視度数は実際の眼の度数より緩めにした方が良いか?」「乱視の斜乱視の角度はどうした方が良いか?」みたいな問題です。
正解は!!!!!!
「その人とその状況による」で、どんな度数で、どんな状況で、どんな使い方をするのかよくよくヒヤリングしないとベストな度数が出せません・・・・
(最終系は、正確な度数が測定出来ていたなら正確な度数で矯正するのが1番だとは思います)
(最終系には、1発ではたどり着けない場合が多いのです)
(やっぱりかかりつけ眼鏡店は大切ですね)
長々と書きましたが、ここからが本題です(汗)
他覚値と自覚値(#7)がほぼ一緒なミックス(混合)乱視ですね。
しかも網膜に対してプラスマイナスが等分なクロスシリンダー乱視
曲率半径を強主罫線と弱主罫線を見てみると、ほぼ角膜乱視である事が解ります。
(当店のレフラクトは、ケラトも備えているため、表に出ている角膜の曲率半径もはかる事が出来るんです)
ここで問題です?
S+1.00C-2.0AX180 だとして、違和感がないように度数を半分にした場合の度数は?
問題としてあまり良くありませんが、違和感とは今までの見え方と違うので違和感が出るので、今までこの方はどんな度数のメガネをかけていたのか?コンタクトなのか、裸眼だったのか、運転時だけかけていたのかによっても変わってきます・・・
ただ、設問に度数を半分にしてとなっているので、S面を半分にするのか?C面を半分にするのか?
普通はC面に違和感を感じるので、乱視を落とします。
(乱視のズレは脳が補正しているので、レンズで矯正すると今までと違うと脳が感じて違和感が出る場合が多いです)
だめだ・・・・
長々と書いているけど上手に説明出来ません・・・・
ようは等価球面等や残余度数を考慮して考えて・・・
答えはS+0.5C-1.0AX180度なんだけど、答えの数値は平凡で・・・(笑)
まだ、ここまでは余談ですよ・・・・・
このお客様20代女性のかたで、二年前に当店でメガネを購入していただきました。
裸眼視力は、1.0ぐらいあって視力だけ見たらメガネは不必要に思えます。
2年前のオートレフ値は近視性乱視なのですが、丁寧に雲霧をかけて測定していくと遠視がどんどん出てきます・・・・
(よくよく聞くと小さいころにはメガネをかけていたらしい・・・・)
(想像するに遠視の弱視矯正用メガネで成長するにあたって目が大きくなって眼軸が伸びて、視力が良くなりメガネが不要になったのかな。)
(住所も当店からは離れており、あえて当店を選んでもらったのでしょうか?)
相当時間をかけて書いてますが、僕の文書力の無さから上手く説明出来ません・・・
二年間遠視性混合乱視のメガネをかけていただいていたので、本来の眼の度数がしっかり出てきたという事が書きたかったのです。
(人間には調節機能があるために、無意識で調節した状態でしか測れません)
(それで我々眼鏡士は、様々な方法で調節を外そうとしてから測定をするのですが、そんなに簡単ではありません)
(調節を外すのに2年かかったともいえますが、そうではありません)
(予算がいくらでもあるのなら、1か月ごとに度数を変えていくとうまくいく気がします)
2年前に作った度数では、メガネを外して裸眼でいる事もあったと伺っていますが・・・
今回の度数では、かけっぱなしとなって、メガネっこになると思います。
(それでも良いとの確認済み)
乱視やプリズムや遠近両用は、そのメガネを使うユーザーさんの用途に合わせたご理解が特に必要です!!!
(ほとんどのお客様の眼は、それほどややこしくはありません)
(約2割の方がちょっとだけややこしく、その半分1割がややこしく、またその半分5%が凄くややこしい僕の中の割合)
商売としては、そのややこしくない眼の人のていで、商売をしていたら凄く楽なのですが、ややこしい眼の方もしっかり抽出して、快適なメガネを提供できる眼鏡小売店として努力しております。
怖い事に、ややこしい眼の方は、自身の眼がややこしい事の自覚がほとんどありません・・・
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