夜間視力 パートⅡ
「インフォームドコンセント」は医学用語で・・・
この言葉に変わる日本語は「説明と同意」となっておりました。
当店は医療機関では全然なくて、ただのメガネ店です。
ただ、お客様の必要とする眼鏡の最適な度数と設計を提案するのに、眼の状態をお調べしたうえで、生活環境をお聞きします。
今回のケースも「夜間に見にくいからその時のメガネが欲しい」
今回も瞳孔(角膜)の中心部より周辺部の方が屈折力が強い例でした。
しかも前回より、度数自体が弱いため変化の割合が多くなります。
ただ、今回は暗室にして輝度とコントラストを落としてもそう自覚度数の差はありませんでした。
あれ?この方日中はコンタクトをしているのに、何で夜間運転用のメガネ??
普通コンタクトを常用している場合、帰宅してからコンタクトを外しメガネにする場合が多いので、コンタクト常用者のメガネは室内でしか使わない方がほとんどなんです。
前回も書きましたが、室内でしか使わないメガネは、室内用の度数にした方が良いのですが・・・
で、色々質問した結果・・・・
①帰宅するとコンタクトを外し裸眼でいる事
②その後下の子の習い事のお迎えに眼鏡で運転する事
それなら、夜間専用眼鏡を作る事に同意します!
なんか上の「説明と同意」が逆のような気がしますが((笑)
このお客様の眼、他覚値(眼球の形状を機械が自動で読み込む)と自覚値(被検者が最も見やすい度数)がかなり違う(割合的に)のと、角膜乱視はかなりあるのに、全乱視はほとんどない。
調節ラグも左右差があり(他覚値と反対)角膜の位置での屈折力が違う事から、検者側(僕)から何か違和感があったりします・・・・
出来上がるメガネの度数は一緒になったとしても、色々考えて出した度数と、パッパと測って出した度数では、意味合いが大きく違っていると思って頑張っております。
生活環境や年齢や色々しつこくお聞きしますが、見えるだけでは無く使いやすくて楽なメガネになるよう努力しておりますので、応援よろしくお願いします!!
眼球の高次収差を他覚的に測定できる機械が有れば、この違和感の正体が判明するかも知れませんが・・・・
(判明してもメガネの度数は変わらないと思いますが、自己満ですが僕が納得できます)
結構お高いのです・・・・
顧客様の更なる応援が有れば、購入できる日が来ると思いますので、是非是非よろしくお願いします!!
ついでに、ご購入いただいたメガネはこちら
人気芸人さんとのコラボモデルで、購入しやすい均一レンズセットの品物です!!
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