「眼鏡作製技能士」第二回国家試験
明日全国8会場で、昨年誕生した「眼鏡作製技能士」の国家試験に約1000人が挑みます!
当店は第一回目の試験で2名の「一級眼鏡制作技能士」が在籍しています。
↑本物はA3とデカいので
↓A4のレプリカを作って本物が痛まないように無くさないように、証書は本人個人で管理しています。
当店からは、第二回目の一級国家資格に1人がチャレンジします。
(来年にも1人、再来年も別の1人が挑む予定)
その眼鏡制作技能の国家認定の実技試験の項目には「①検査②レンズ加工③フィッテング」の3項目あるのです。
国も度の入ったメガネを作るうえで大変重要な3項目と考えている訳です。
ただ、この3項目は一般的に価格の無いプライスレスな項目なんです・・・
当店もこの三項目は最重要と考えているので、手を抜く事の無く常に高みを目指しています!!
プライスレスとは、メガネを販売するにあたって、「フレームの価格」「レンズの価格」は表記されていて、その合計でメガネの価格が決定しているのですが、3項目の価格は???
フレーム代金とレンズ代金に含まれていると小売店は考えて価格設定をしています。
当店の①検査機器は、システム検眼器、オートケラトメーター、検眼レンズ、その他の機器、秋には約400万円するOPDスキャンも導入予定で、余裕で1千万円を超える機器を使用しています。②の加工機器も最上位機種の加工機や、レンズメーター、その他の機器でこちらも1千万円に近い機器を揃えています。
決して高く売りたいから、機器を揃えている訳では無く、(きれいごとを言うと)顧客満足度を上げて快適なメガネをお届けしたいから、それが長く持続できる商売だと思って努力しています。
過去に認定眼鏡士の重鎮の方(現在は亡くなっています)認定眼鏡士となるもの「メガネの通販はダメだ!」と強く声を上げていた方がいました。
おっしゃる通りで③のフィッテングがきちんと出来てて初めてメガネの度数が生きてきて、それを放棄している通信販売は認定眼鏡士としてはいけない、との主張だった気がします。
凄く同意して、当店も通販は致しておりませんが、時代の流れと、眼鏡士だけが通販を禁じられるのは違うかな・・・(メガネの通販を肯定している訳ではありません)
メガネの通販業者も、今持ってるメガネの度数や処方箋の度数でできますよ、としているところが多いですが、測定する機器も知識も手間もいらないし加工も拘らなければ、その分の経費が要らないので、安くする事も可能なんですね・・・
(通販するにも努力と別の経費は必要ですが)
当店では、同じレンズでも3通りの価格設定をしています。
A・メガネフレームと同時にご購入いただいた場合
(価格表のレンズ代金から単焦点は-3,000円累進レンズ-4,000円レンズ代をお安くしています)
B・過去に当店でご購入いただいているフレームにレンズを入れる場合
(価格表のレンズ代金)
C・他店でご購入のフレームにレンズを入れる場合
(価格表のレンズ代金+加工代として2,000円)
A・は店内のレンズ込のセット商品との価格差を少なくするため。
B・は普通ですね
C・を始めた当初は不安でしたが、お客様にもご理解いただいています。
(ご理解いただけない方はレンズのみを購入しない)
(加工代2千円を足しても当店のレンズ代金はお高くない)
C・はフレーム代金にはレンズ加工代が含まれるとの考えからです。
レンズを当店で入れる場合にも、簡単なフィッテングしか出来ません。
当店で取扱いの無いフレームに何かあった場合には責任が持てないのと、フレーム代金にはフィッテング代金もが含まれているという考えからです。
メガネって他にはない特別な商材で、かけているうちに曲がったり歪んだりして、メガネがズレ落ちるようになったり、見え方が悪くなったり、耳や鼻が痛くなったりしてメンテナンスがいつ迄でも必要なんですね・・・・
国家認定の実技試験の項目には「①検査②レンズ加工③フィッテング」の習得は試験項目にもなるぐらい簡単ではありません!!
当店も技術を売りにしていますし、技術の安売りはしたくありません。
是非信頼のおけるかかりつけメガネ店を見つけてみてください。
当店も候補の一つに入れてくれると幸いです、
[コメントする]