レンズの薄型仕上げ
以前にも書いた記事に(リンク)も使った画像ですが、
レンズの度数は、表カーブと裏カーブの差で決定するのです。
それで、上の4つのレンズ度数は全て同じ度数だという事です。
大きいレンズ径のまま発注してレンズ加工してしまえば、上から2番目のレンズになり分厚く重いレンズになってしまいます。
眼鏡フレームギリギリのレンズ径で発注してレンズ加工すれば、4番目のレンズになり薄く軽くなります。
(プラス度数のレンズの場合です)
さらにフレーム形状に合わせ、最適に薄く軽くレンズを製作する方法が、コレ!!!!
フレーム形状をこの機械でトレースして、
レンズの種類や度数を入力すると!!
パソコンの画面上で、様々な情報を読み取れます!!!
レンズ厚も通常の厚さの半分から三分の一の薄さ!!!!!
レンズのレイアウトを確認してオンラインでデーターを送れば、レンズカットした状態で送られてきます!!!!
そのまま、レンズを入れてお渡しすれば、店頭でレンズ加工しなくて楽だと思いでしょうが・・・・
下の機械を通して見れば当店の合格ラインより、若干大きいのが解ります・・・・・
レンズメーカーもピッタリに製作したいのでしょうが、小さくなりすぎるとレンズが動いたり外れたりしてクレームになりますもんね。
加工現場にフレームが無いのでしょうがないです。
その送られてきたレンズを手削りにより、歪みを取り除いていきます!!
(機械で削るより手削りの方が難しく時間がかかります)
向かって左側(右目)がそのまま入れた状態
向かって右側(左目)が手削り修正後のレンズの状態
鼻側のレンズのヒズミの違いがお解りでしょうか。
この眼鏡を歪み計器を通さず見えるこの見え方は、レンズの歪みじゃ無く遠近累進レンズの見え方ですのでお間違え無く・・・・
にほんブログ村 二つのブログランキングに福井のブロガーが・・・どちらもクリックして覗いてくださらない。