色と波長 (電磁波)
子供の頃、僕が見ている色は「他人が見ている色と違うのではないか?」と思っていた事を思い出しました。
僕が見ている赤は、別の人がみたらもしかして黒で、それを確認しようがないだけなのでは・・・と疑いの目で考えていた頭の良い子でした(笑)
でも、メガネ屋になって色々学んでいくうちに、僕が見ている色と、他人が見ている色はたぶん同じ色なんだな・・・と確信しています。
人間が見えている色(可視光線)も放射線や電波と同じ電磁波で、ある波長の中のほんの一部の周波数の中なんです。(書いていても頭の中でイメージで理解できませんが・・・)
https://heart-land.jp/archives/knowledge/32380
2017年7月に書いた記事↑
色にはナノメータという単位があって、色によって屈折率も違うのです。
この順番は絶対に変わらないため、虹の色の順番も変わらないため、赤が他の人が黒に感じる事は無いのです。
眼鏡レンズに色を付ける場合にも、この色の特性もちゃんと考える事が大切です。
顔色に合わせたり、ファッションに合わせるのを重要視するのか、
見え方を重要視するのかを良く考えてレンズカラーを考えていく事が必要です。
過去に購入いただいてるポリスのサングラス!
有名芸能人が愛用していて大人気だったモデルですね!
このお客様色々な色をレンズにアレンジして、ファッションを楽しんでいらしゃいます。
今回は夜間ドライブ等を考えた、イエローカラー度付きカーブレンズ!
黄色は青色系の反対色でもあり、対向車のヘッドライトのハロゲン光や強いLED光等の波長の短い眩しいブルーライトを打ち消す効果もあります。
当店ではこのような遮光レンズの取り扱いもあります。↑
視細胞の感じ方は個人差が多いにあったりします。
先日、色覚異常の診断を眼科で受けた児童が、特定のカラーを補色する事によって、今まで識別出来なかった色の違いを、識別出来るようになりました。
ちょっと前に、「UV(紫外線)カット機能が付いていないサングラスは、サングラスをかけると瞳孔が開くため、紫外線が眼内に入りやすくなるため危険です」
↑まともな事をいってる感じがしますよね↑
逆に、瞳孔が開くほどの色が入ったサングラスで、紫外線がバンバン通過するサングラスレンズがあったら見てみたい!!
そんなレンズがあったら、凄い発明で、そんなことが出来るのなら色を付けないでコントラストを付ける事や、色を付けないで偏光レンズが出来るかもしれません!!!
世の中にはフェイクニュース的な間違った情報も飛びまくっています。
人間は最初に入った情報が本当だと思ってしまう生物らしいです。
TVやSNSで流れている情報も一度客観的に考える癖を付けましょう(笑)
(僕なんかはその癖のせいで、ヒネくれてると思われたりします(;’∀’))
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