鯖江のメガネ ブランディング
福井県鯖江市は眼鏡の世界的産地であります。
総数量でいくと、某国に圧倒的な差をつけられていますが、高級品(高精度)でいくと今のところ世界最高と言っていいでしょう。
日本国内だけでいうと、生産数が96%を占める「めがねのまち」も間違いではないです。
(厳密には鯖江市だけでは無く鯖江方面ですが(笑)
ただこのポップの中に、間違いがあります・・・
(そんなに大きい間違いではありませんが)
写真のステンレス製のメガネのオブジェが現在は「赤色」に塗られているんですね・・・・
このオブジェは鯖江駅の真ん前に設置されていて、僕たち地元民は結構目にするので、結構な違和感が(笑)
当社も所属するボランタリーの本部(東京)が制作した物で、そう目にする事がないので違和感が無かったのでしょう・・・・
(実際最初はステンレスのままでピカピカの銀色でした)
鯖江(福井県)は自治体としても主力の産業の一つで、市役所にも県庁にも専属の部署があるほどです。
地元自治体も眼鏡小売りも鯖江のメガネのブランディングはウインウインの関係にあるわけですが・・・
一部の市民の意識は低く・・・・
(もう過去の話になりつつありますが)
メガネは知り合いから貰うもの・・・・
複数個持ち込んで、この中で一番良いのにレンズを入れて・・・
話ちょっとかわって昨日の出来事・・・・
A子さん「○○眼鏡の者ですが、ちょっと見せてもらっていいですか?」
当店スタッフ「でしたらお名刺いただいていいですか?」
A「今、持ってないんです」
当店スタッフ「どうぞ・・・(と言ったらしい)」
奥にいた僕「なんで接客つかないの?」
スタッフ「○○眼鏡の人だって」
ちょっと様子を見た僕
「今コロナ対策で、触ったメガネは消毒するので、こちらのトレーに入れて下さいね」
A子さん、触ったメガネを思い出しトレーに入れていく
(確かに試着せずに触っただけのメガネの事は書いていないけど、コロナウイルスは顔より指先の方が危険なのだが・・・)
俺「メガネのデザイナーさんですか?」
A子さん「ハイ(満面の笑み)」(歓迎されたと思ったのか?)
俺「上司の方もうちにメガネを見に来ることはしってるんですか?」
A子さん「ハイ」
俺「メガネを買いにいらしたのですか?」
A子さん「いいえ・・・」
俺「あなたの名前と上司さんの名前教えてもらっていいですか?」
A子さん「私が○○で上司が○○です」「あ今日は○○が居ないんで○○です」
俺「あなたもデザイナーなら、渾身の自分のデザイン違うデザイナーさんまねられたら・・・」
俺「次いらしゃる時はアポを取って名刺を持って来てくださいね」
現在はほとんど無いのですが、業界の人の来店でメガネの見方で何となく解るのです。
今回はちゃんと名乗って来たからまだましですが、コソコソ見る方もいました。
フレームだけを買ってくれて「領収書が欲しいです。○○眼鏡製作所(仮名)って書いて下さい」
「福井の小売店さんにはデザインが真似される恐れがあるので取引出来ません」
と大昔に言われたこともあります。
当店に並んでるメガネをデザインした方はどう思っているか解りませんが、当店がどうぞどうぞで見せてたらそう気分が良いとは思えません。
当店も、その人を見ておかないといけないし、触ったメガネは拭かないといけません
昔ちょっとだけ取引のあったメガネ業者が「うちのオーナーが小売店の雰囲気見たいので連れて行っていいですか?」と手土産を持ってきたことがあったのですが・・・
こっちのメガネ見て隅で三人でコソコソ話アッチのメガネでコソコソ話・・・・
A子さんには、「アポ取って名刺持って来てね」とは言いましたが、基本当店ではNGです。
(アポを取って貰うときにご丁重にやんわりお断りします)
ここまで読んでる方はほとんどいないと思います・・・・
こんな内容のブログは当店にとってデメリットしかありません・・・・
ガンコ親父がほざいて愚痴を言ってると思って笑ってくださいね。
高級ブランドショップが入り口にガードマンを立たせている理由は・・・・
当店は、メガネを買おうと思ってる方は当然ウエルカムです(汗)
[コメントする]