メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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スタッフブログ

眼科処方箋

技術的お話

当店は眼科さんからの眼鏡処方箋も受け付けています。

 

服用するお薬の場合は、医師が処方した薬の種類や量が、適正であるか確認して、薬剤師が調剤します。「医薬分業」という日本の制度で、薬剤師は業務独占国家資格です。

 

現在の日本でのメガネの眼鏡処方箋の場合、薬剤師みたいな資格はなく、一応どこの眼鏡店でもメガネを作る事が出来ます。

 

 

今回お客様が持参した処方箋

 

普段持ち込まれる処方箋と同じですが、この処方箋は一般的では無い「プリズム」の度数が処方されています。

RV=3ΔBD LV=6ΔBO

 

眼科さんも、プリズム(斜視・斜位)が解るメガネ屋さんに行って下さいと言われたらしく、本人(71歳)のご子息がネットで調べて当店にご来店いただいたみたいです。

 

ハイ!!当店はプリズムレンズ超得意です!!!

 

で、ちょっと確認したいことがあってこの処方した眼科さんへ電話をしてみました。

 

「処方箋では片方にベースダウン片方にベースアウトとありますが、レンズの厚みが極端になるので均等に左右に振り分けても良いですか?」

 

プリズムレンズとは、

図

この三角形のようなレンズで、分厚い底辺の部分がベースになります。

(上記の画像はベースイン)

 

これは別の方のレンズですが、ベースインで内側が厚くなります。

 

処方箋のままでレンズを発注すると、右レンズが下方が厚くなり、左レンズが外側が厚くなります。

 

ただ、プリズム度数は厳密にいえば度数では無く、ズレの度合い(1Δは1mで1cm)です。

基準点(アイポイント)をどこにしたかで、プリズム度合いが変わるだけで、勝手に左右に均等に分けても処方箋の度数と同じになる訳なので、特に眼科への確認の必要は無いのですが・・・・

 

 

どんな方がどのような意思でプリズム処方をしたかを、何んとなく気になって電話で確認してみました。

声だけですが、電話でしっかり答えていただいた方は、たぶん医師では無く若い女性のORT(視能訓練士)さんだと思います(未確認です)

 

お客様にしっかり説明する必要があるので、一応当店でもプリズム(両眼視機能)測定をして、処方箋の度数・プリズム度合いも問題が無いか確認して眼鏡を制作しました。

 

処方箋には「必要時装用」(複視を訴えられていたので)となってますが、上下プリズムの場合は常用しないと基本かけられませんので、遠近両用でメガネを作っていいかも確認いたしております。(現在はプリズム無しの遠近両用を常用しています)

 

プリズム処方メガネの場合、ユーザーの理解と頑張りが無いと快適なメガネにならない場合がほとんどなのです。

眼科でプリズム処方した場合、そのメガネを作る眼鏡店との意思疎通がほんとうに大切だと感じました。

(眼科でプリズム処方、メガネ店作るだけ、使い方の説明や後処理眼科、では眼科さんは対応が困難になると思います)

 

 

来年出来る眼鏡製作の国家試験が施行されることで、メガネ店と眼科の距離がもっともっと近くなると良いのにと思っています!

 

 

ついでに上記のプリズム眼鏡のレンズ厚の例に出したメガネ

 

健康ネックレス等で有名なファイテンとのコラボメガネ

裸眼片眼視力はそう悪くない、単性乱視(レンズの垂直方向は度が入ってません)

 

ただ、結構な外斜位で、両眼での見え方は質の良い視界ではありませんでした。

 

寝た子を起こさない視界か、寝た子をたたき起こしての視界かよく考えてもらって、寝た子を起こすプリズムレンズにしました。

 

慣れるまでは、寝ていた神経がたたき起こされて大変だとおもいますが・・・・

使いこなせたら、距離感・立体感・視界等別世界の見え方をお約束いたします。

 

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