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スタッフブログ

斜位(斜視)続き・・・

技術的お話

昨日の続きです・・・・

 

13歳女の子 の例

 

裸眼視力(0.3)

現在のメガネ(0.6)

矯正視力(1.0以上)

 

普段はメガネをかけずに授業中のみメガネを使用

思春期女子ならメガネを常用したくない気持ちもわかります。

 

ただメガネをかけて遠方視しないと、水晶体が伸びない(マイナス調節)ため、近視化が進行してしまいます。

(メガネをかけないと遠方に焦点が合わない為)

(あくまで持論ですがそう間違っていないはず)

図

過去のブログで紹介しています

 

これは片眼だけを考えた場合で、両眼で考えた場合はそう単純では無いのです。

 

図

眼位が広すぎる(外斜位)で、頑張って輻輳(より目)して両眼視している場合、輻輳と同時に調節が発生している事があります。

 

人間の身体は、輻輳と調節と縮瞳が同時におきるのです。

(ややっこしい事に、輻輳は交感神経 縮瞳は副交感神経・・・・)

(ややっこしいのはここでは横に置いときます)

 

片眼でよく見えていたのに両眼で融像視する方が視力が下がる現象もおきてきます。

(ガッテンでもやってましたね)

 

この子の場合はメガネをかけずにボ~と見ていた方が、眼が楽なんですね・・・

 

ただ眼を楽させ続けるのも、視機能にとってはあまり良くはありません

(身体を動かさない方が楽なので、寝たきりにしてるのと同じ)

 

で、①選択肢の一つにプリズム補正

図

ただ、これをしてしまうと眼鏡が必須になってしまいます。

「ガッテン」でも説明していましたが、現在プリズム度数が入ったコンタクトレンズは無いので、コンタクトレンズとの併用は出来にくいのです。

 

②2つ目の選択肢にプリズムを入れない球面調整

あえて輻輳・調節を促すマイナス度数を入れて、若干調節した状態で遠方視する方法。

 

③輻輳力を強化するビジョントレーニング

 

今回は過矯正過ぎないギリギリの②と③の併用での度数で製作いたしました。

 

 

(シェアードの基準)「正常な両眼視を維持するためには輻輳力・開散力が斜位量の2倍と等しいか、またはそれ以上なければならない。」

 

輻輳力(数値)はしっかりありますが(#9,10)、斜位量(#8)が大きいので、基準からは外れてしまっていますが、両眼視機能としては問題ありません。

(問題はあるのですが複視はおこしていません)

(今までもズートその状態ゆえに自覚症状がありません)

(多分酷い自覚症状を感じるのは老化を自覚した時かも)

(#は米国式検査法による検査です)

 

 

これだけ外斜位があると輻輳トレーニングは出来ても、開散トレーニングは出来にくいしまだまだ成長期、ゆえに、近視化が進みそうな気がすることは伝えてますが・・・・

思春期女子としては、メガネ顔が嫌な気持ちも良く理解できます・・・・

一番良いのは、原始時代の生活・・・

スマホや文字勉強(近方視)をやめて、野山に狩猟に出て、暗くなったら寝る

(広い視野が必要になり、遠方を凝視する事により自律神経も安定する)

 

帰る時お母さんに「メガネちゃんとかけなさい」と言われてましたが・・・

本人は・・・・嫌そうな顔をしてたみたいです・・・

 

 

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