メガネのハートランド
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スタッフブログ

環境に考慮した眼鏡屋さん

武生店

昨日、ZOOMを使った個人経営のメガネ屋さん10社と月1の交流会(雑談会)がありました。

 

コロナ禍で唯一発達したうちの一つと言っていい離れた地方との方との交流

 

その中で「サスティナブル」な取組についての議題で、レンズを削る時に出るレンズカスについて・・・

 

たまたま処理中のレンズカスがあるので、このブログネタにしてみました。

 

 

↑これが問題のレンズ削りカス

写真では解りにくいですが、専用のストッキングの中に溜まっています。

(透明で不純物の無いメガネレンズの削りカスなので真っ白です)

(これをカスの再利用を考えてる方も会議の中にいらしゃった)

(高校の時テニスのクレーコートのライン引きに使ってた石灰(セッカイ)より全然良いと思うが、母校のコートはライン引きが不要なハードコートに変わってしまった)

 

どうやって集めているかというと

 

レンズ加工機の下に、排水桶を設置して、排水パイプに専用ストッキングを被せてその中に溜める方式

昨日参加のお店は全店この対策をしていました。

更に数社は、遠心分離機タイプの対策をしているそうです。

 

どうも調べると、この研磨に使う水は、水道直結タイプと循環式タイプがあるらしく、当店は水道直結タイプで、加工中にレンズにかけてる水は水道から出てくる新しい水で、濾過後の水を下水に流しています。

 

当店がOPENした25年前は環境問題がそう大きな問題では無く、恥ずかしながら濾過していませんでした。(黄砂より細かい粒子ゆえ海にたどり着く前に分解されてしまうと思いますが)

(シャンプーや選択石鹸等生活排水、飲食店や工場からの排水よりまし!?)

(循環水タイプは下水に流れないので削りカスの絶対処理が必須です)

 

問題はその削りカスをどう処分するかですね。

 

越前市は新しいゴミ焼却炉を建設してからは、汚れたプラゴミを可燃ゴミと出せるようになったので、天日干ししてから可燃ごみとして処分しています。

(天日干しは紫外線による分解を考えたものではなく、水分を乾燥するため)

 

週二回有料で事業者ゴミを回収に来てもらっている事業者ゴミとして処分しています。

(産業廃棄物として出しているところもありました)

 

僕たち家族は越前市の住民で、会社の登録も越前市なんです。

市県民税も払っていますし、事業税(法人県民税)も地方消費税も会社の町内会費もしっかり払っているのですが、町内の燃えるゴミには出せないのですね・・・・・

逆に自宅のゴミは事業者ゴミとして出せて便利なので、町内には燃えるゴミを出していないのです・・・・(別に文句は無いのですが、ちょっと愚痴ってみました)

お客様に頼まれた、廃棄のメガネフレームやレンズは、市のゴミ処理場では処分出来ないので、産業廃棄物業者に有料で引き取ってもらっています。

 

昨日のズームで聞いたのは、まだ再利用できそうなメガネフレームは、メガネ供養祭で供養後海外の途上国へボランティアで直接届けてるそうで、今後は再利用して喜ばれそうなメガネをそちらに贈らさせていただく事にします。

(喜ばれそうなメガネとそうでないメガネの境界線が解らない・・・)

 

 

 

 

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