熱によるレンズコーティングのクラック
まだまだ暑いです・・・
暦の上では8月7日が立秋で、すでに残暑になっていたりして・・・
もう秋なの???
秋分の日が9月23日でそれ以後が秋なの・・・・
ググッてみると、昼と夜が同じ長さになるのが秋分の日で、夏至(昼が一番長い日)と秋分の日のちょうど間が立秋で、立秋からが秋らしい・・・・
で今日はすでに秋!!!
このブログは大変お勉強になりますね!!!!
(当然調べて書く僕のお勉強ですよ)
メガネのレンズ(プラスティック)って何層にもコーティングが施されています。
傷つきにくいハードコーティングや、反射を抑えるためのコーティング等々・・・
反射防止コーティングって、多層膜にコーティングして、コートとコートが反射しまくる事により反射が無くなるんだって・・・・
実験するとそうなんですが・・・・頭の中では理解出来ないよね・・・・
カガミとカガミを合わせると、永遠に鏡の中に反射しあってる感じ(どんな感じ)
その何層にもコーティングする材料が金属だったりガラスだったりするんですね・・・
中のプラスティック素材は熱で膨張してしまうけど、金属コーティングは膨張しない(膨張係数が違う)ので、コーティングがひび割れしてしまうのです。
で冷えるとプラスティックは縮む・・・・
メガネをかけたまま、高温のサウナに入ったり、真夏の車の中にメガネを放置したり、バーベキューや焚火で熱風を浴びたりいたら、一瞬でクラックが入ったりしちゃいます・・・・
たぶん長時間暑い中にいても、ジワーとレンズは膨張していて、そのまま涼しい室内に入ったりしてもクラックが入る場合もあります。
ある程度弾力があるプラスティックだけに強い衝撃や圧力がかかったりしても同様です。
ぱっと見ただけでは判らない場合があるので、動画にしてみました!!
反射の角度によって、よく判る角度と解りにくい角度がある事が解るでしょうか?
これはレンズのキズでは無く、コーティングのクラックです。
眼鏡小売業界もPL法が施行された時は、どのお店も注意事項を色々説明してましたよね・・・
(現在は何割ぐらいのお店がしっかり説明をしているのでしょうか????)
当店では、12ページにわたるカラーの冊子をお付けしています。
(特に初めて購入した子供には口頭による詳しい説明を徹底し直さないといけませんね)
皆様も本当に暑さにはご用心下さいませ。
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