視力は測り方で変わってしまう その2
前回のブログで記事を分析した結果・・・・
自己満足の内容です(笑)
視力の定義は
①最小視認閥
②最小分離閥
③副尺視力
④最小判読閥
等々ありますが、1909年に①で「視角1分を視力1.0」と設定されました。
(試験に出るところです)
測定する視標までの距離も重要で現在では、だいたい5mと設定されています。
(眼鏡技能士の実技試験では3mですが)
(測定距離に応じて視標の大きさを変えれば問題ない・・・)
机上の計算では、遠方は無限遠でしていますが、5mでも計算上は0.2D調節が入ります。
当店では、視標迄の距離が5mの視力表と、1.1mの省スペース視力機を使用していますが、
省スペースの機器も光学的に5m先になるような設定されているんです。
光学的に5mになってるよ!とはいうものの、「人間の脳は機械が1m先にあったら、調節が介入してしまうのでは」が議論されたりするのです。
で当店では、機械の周りに物を置かないどころか、機器自体を壁に埋め込み、壁全体を黒にする事によって、近接的な調節の介入を防ぐ事に大成功いたしました。
また検査項目によっては、検査室事態を暗室にする事によって、黒い壁をも無くすことが出来ます!!!
当店の検査室です。
写真では解りにくいと思いますが、壁の奥に奥行き5mの穴が開いてるようにしか感じられません!!
両眼視検査でのプリズム分離方などは、半暗室にすると指標が空中に浮いてるようにしか感じられなく調節の介入をほぼ無くす事ができ、検査がやりやすくなったのと精度が上がりました。
(ドイツ式?のハーゼ理論では、充分にまた均等に明るい事となっています(ポラテスト))
また、暗室が出来る事によって、夜間運転での視力測定ができ、視標も
通常↓
夜間用
低コントラスト
夜間の標識等
ひらがな等が読めない幼児用
話を元に戻すと、表題の「視力は測り方で変わってしまう」の原因の一番重要な事は、水晶体による調節の介入です!!
特に若年齢層ほど調節力が強く、
注意しないといけません!!
逆を言えば、調節力が強いため強すぎるメガネにも対応できてしまって、問題が表面化しない事でどんどん近視を進行させているメガネになっているかも知れません(怖)
商売的にはそっちの方がメガネが売れていいじゃん・・・
と思われてる悪い人が・・・
でも当店には「アンダー15保証」があって15歳までは1年間何度でも度数を無料で入れ替えれるシステムがあって、無料で入れ替えると当店の負担が・・・
まあ、金銭的な問題では無くて、当店で購入いただいているお客様のメガネが快適な事が、将来的に当店の利益だと考えています。
また、調節の介入に最新の注意を払って測定しても、検査していて違和感を感じる時は・・・
(多角的に検査していると、数値的な適合性がアレ?と感じる時)
当店の秘密兵器!!!!!
調節時の微動を測定数値をグラフ化してくれる装置で、確認しています!!!
話は微妙に変わるのですが、先日病院で人間ドックを受けてきたときの視力検査が、卓上式のこんな機器・・・
事業所の健康診断でも良く使われるコレ!
これも覗くと光学的に5m先に設定していると思うのですが・・・
見た目で、脳が30cm先を見ていると感じる方もいるかも知れません。
(メーカーは5m先になるようになっていると言いますが)
もし30cm先だと脳が感じてしまうと3.3Dの調節が入るのですが・・・
(ま3.3Dも本当に調節してしまう脳は無いと思いますが)
5mの調節反応よりも強めの反応が起ると思っているのは僕だけでしょうか?
で僕が掛けていた眼鏡が常用用の中近両用レンズだったため、超顎を引いてレンズの上方を使って目を見開いて上目使いして交感神経を使いまくって、測定してもらえば、何と両目共に1.5とカルテに書き込まれていました(笑)
(僕の矯正視力はそんなに無いような度数にしています)
(人間の眼の構造は、上目使いは水晶体を伸ばす、下目使いは水晶体を膨らますようになる構造です)
(たぶんその機械の最高視力が1.5)
たぶん測定時の僕の表情や態度が必死すぎたので、看護師さんがおまけしてくれたのでしょう(笑)
しかも中の視標が
このE式の視標・・・
(外国製なのでしょうか?)
(E式は斜めが無いので正解確率が倍)
(ランドルト環やひらがなよりも判別しやすい気がする)
どうせなら幼児用の「車」とか「飛行機」とかにした方が、世界共通で良い気がします。
(そっちの方が楽しいのに)
(あれ外人が英語で飛行機って言った場合・・・飛行機って英語で何というんだっけ)
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