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遠視の外斜位

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人間の眼って調節と輻輳はセットみたいなもの!?になってます。

専門的すぎますよね(笑)

 

調節とは

図

眼の中のレンズ部分の水晶体を膨らませて、焦点距離を短くする機能で、

 

輻輳は左右の目が内側に寄る機能。

 

近くの物を見る時に、両眼で自律神経によって誰でも普通に行っている機能です。

 

今回の事例は、

遠くを見る場合にも、調節と輻輳を使って遠方視していました。

(本来は自律神経の交感神経を使って遠方視するのが普通なんですが、調節は副交感神経を使用します)

 

このお客様の場合、調節力が十二分にある若年令の時には、どんなに遠くでも誰よりも視力が良くって自信満々の目だった事が想像出来ますね!!

 

「遠視の外斜位」の場合、遠視だけ矯正してしまうと外斜位の部分の輻輳が出来にくくなってしまうし、外斜位の部分だけをプリズムレンズで補正すると調節性内斜位になりかねません。

遠視矯正と外斜位矯正のバランスが重要になります。

(AC/A比を考慮した計算式があります)

 

今回は片眼11Δ(両眼22Δ)の強プリズム度数で処方していますが、初めてのプリズムレンズでは無く徐々に上げてきた結果です。

 

遠視のプリズム度数は、レンズ径を大きく作ってしまうとレンズの厚みが厚くなってしまうため

図

なるべく小さい径のメガネを選んでもらいました・・・・

が・・・・

比較するものを一緒に撮らなかったので大きさが伝わらないですね・・・・

 

前から見るとそう厚みは気になりませんが、上から見ると・・・・

ザ・プリズムレンズΔΔΔΔ

 

レンズ径がもっと大きくなれば、比例状に分厚くなりますのでこのレンズ径が限界のように感じます。

 

 

 

 

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