検査時の違和感・・・
メガネ店でメガネを作る為の検査の時
どこの眼鏡屋さんでもほぼ100%する検査
顎を乗せておでこを当てて、気球が見えるあの機械!!
オートレフラクトメーターと呼ばれる他覚機器
ググッテみると、
「動作原理 屈折測定用光束を網膜に投影し、網膜からの反射像をCCDカメラで受光し、演算処理することにより球面屈折力、円柱屈折力、乱視軸方向を算出する。 角膜からの反射像をアライメント系により検出し、自動的に位置合わせを行い自動的に測定を開始する。」引用
本当に優れもので、今じゃメガネの度数を決めるのに必須ですね!!
勝手に自動的に測るので、被検者に嘘(見えていても見えません等)は出来ません・・・
ただ、眼の中の水晶体は、膨らんだり(調節)しますので、あの気球がぼやけたりして、調節が入らないように工夫はされているのです。
しかし、完璧に調節が抜けるかと言えばそうでは無く、調節が残ったままの状態で測定されてしまう事があります。
下の写真を見て見て下さい。
番号4079の右眼の数値は「s-8.25c-1.75」
に対して番号4080の右眼の数値が「s-6.5c-1.50」
最初の4079のデータで測定しだして、何か違和感が・・・・
当店のシステム検眼器は自動で他覚値の数値から雲霧をかけた状態から測り出すようにオリジナルプログラムされているます。
単に調節が入った状態でオートレフされていただけなら、雲霧の状態でも矯正視力が出るのですが、そういう状態では無い違和感・・・・
どんな違和感かは言葉に出来ませんが・・・・
で、調節を外すような眼球ストレッチをしてから、もう一度オートレフを行って見ると、約1.75Dの差が、メガネレンズの段階(0.25)の差で言うと7段階の差・・・
上のレシートの時間で見ると、その間5分!?
最初のレフを当てて、自覚検査に入り、違和感を感じて、ストレッチを行い、確認のレフをあてた時間差・・・
なんか俺って凄い!!!
ま15年前から(13歳)から作り続けてくれたおかげで、過去のデータもある事から違和感が有ったのも事実。
これに気が付かないと、過矯正の強すぎるメガネの度数にもなりかねません。
(特に利き目(右目)の強い方の度数が強く出て、不同視の差も大きくなって疲れるメガネに)
過去のデータがあったのでその後の違和感は無かったのですが、まだ調節が抜けきっていない違和感が有る場合は!!
(↑別の方8歳の過去に使った画像です)
調節微動を他覚的に測定できる機器も当店には完備されています!!!
(他覚的にピントフリーズ状態を考察出来ます)
ピントフリーズとは、
近くを見る時に水晶体を膨らませてピントを合わすのですが、近方視を酷使する事により水晶体が元の状態に戻らず膨らんだままの状態
最近の考え方だと、この状態が続くと水晶体を膨らます毛様体筋が耐えられず?
眼軸が長くなるという研究結果も・・・
強度近視のはじまりですね。
スマホ等近くばかり見るのじゃ無く、屋外に出て狩に出かけましょう!!
話を戻してこの方の左眼の乱視が気になりますね・・・・
当店には秘密兵器の機器がまだあって・・・
(全然秘密にはしてませんが)
最初の他覚値のレフケラでは、ほぼ角膜乱視と出ているのですが・・・・
OPDスキャンでは、角膜乱視30%その他の乱視70%・・・円錐角膜0%・・・
ん~~・・・・
ただ、矯正視力はしっかり出ています。
よく見えるだけのメガネの度数は簡単に出せますが、快適に見えるメガネの度数はそう簡単ではありません。
当店では、快適なメガネを作製するために、日々精進しています。
ので、出来たら当店でメガネを買ってね(笑)
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