メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
TEL:0778-24-3849
お問い合わせメールフォームはこちら
営業時間/10:00〜20:00
武生店 > 強度乱視

スタッフブログ

強度乱視

武生店

今、このブログを読んでいただいている眼鏡技術者の方はこのイビツなレンズを見ればすぐに解ると思いますが・・・・
乱視
強度乱視のこのレンズ・・・・


乱視とは一つのレンズの縦と横の度数が違うレンズの事で、
上の写真で言うと、レンズの最も薄いラインには度数は入って無く、最も厚いラインには-5.0の度数が入っている。
なぜこのようなレンズが必要かと言うと・・・・
簡単に言うと、バレーボールみたいなきれいな球の眼球の方は乱視レンズは必要ないのだが、ラクビーボールのような形の眼球の方は、それに反する形状のレンズが必要になってくる。目は平面じゃなく立体だからだ。
で、この写真のレンズを使用する人の話。
このお客様は、初めて当店に来店された。今まで使用していた眼鏡を失くされたらしい。
で検眼・・・・
裸眼視力は「0.7」ぐらいある。
ただ、オートレフラクトメーター(コンピューター度数測定器)をあててみると、普段しない音(カ・カ・コッ・カ・・・・)がして計測エラーが出る。
経験上測定値オーバー(たぶん乱視が10コンマ以上、または近視・遠視の場合はそれ以上)だろう。
ただ、裸眼視力が0.7あるので、年齢からして強度の近視遠視はありえない。
新規のお客様で当店に過去のカルテが有る訳でもなく、眼鏡を失くされているので、今まで使用していた眼鏡も無い・・・
さあ手探りの自覚検査の始まりだ・・・・・(オートレフのありがたみを再確認)
約20年前の眼鏡学校時代の事を思いだす。
眼鏡学校時代の病院研修で、最後の三つ目に赴任した病院は大阪医大病院の眼科。
今まで研修に行った眼科とは違い、検眼するにあたってオートレフは使わせてもらえない。
決してレフが無いわけじゃない、一から自覚検査する事により学生の検眼技術を上げる為だろう。
さすが大学病院・・・・患者さんはある意味実験台なのだ・・・・
そこで毎日膨大な患者さんの目の完全矯正値までの経緯をカルテに書き込んでいく・・・
しかも大学病院かなりの眼病の方ばかり・・・・・
「眼鏡を作りたいので処方箋を書いてください・・・・」という方はいなかったように思う。
ただその眼科では、眼病との関係で最高矯正視力がどの程度出るかが重要なのだ・・・・
当店に来店されたお客様のほうに話を戻して・・・・
手探りで自覚検眼といっても、まるっきりヒントが無い訳じゃない。
裸眼視力が0.7有ると言う事と、レフが数値オーバーな事とレフに映る目の形状。(不整乱視や円錐角膜じゃなさそう)
お客様もあまりしゃべらなく・・・・・乱視が多いみたいなんです・・・と他店でもレフでは測れ無かったぐらい・・・・!?
ま、裸眼視力が有るので、目の水平方向の度数はあまり強く無い事は解る。
理由は、人間目を横に細くする事は出来るが、縦や斜めに細める事は出来ないからだ。
ホロプターで単性乱視ー2コンマをセットし、レッドグリーンテスト、クロスシリンダーテストを繰り返し、なかなか良い感じで視力が上がる。
が、ある程度で変化が見られなくなる・・・・
そこで、乱視-3コンマのレンズを装用してもらい、そのままオートレフ。
お!レフが反応し測定出来る・・・・
測定値は-3プラスさらに8コンマ近い乱視!?!?トータル10コンマを超える乱視か・・・・・
右目はなおも測定エラーで、たぶん強度のミックス乱視でさらに軽度の弱視(目の成長形成段階で視障害があった為視機能自体が低下)かな・・・・・
こういう目の方はプリズム(左右の眼位異常)も考えられ、測定して見ると上下左右共に検出。
装用テストを繰り返し、今現在ベストと思われる度数で製作決定。
このお客様にとって、ちょっとでも快適な視生活になれば幸いです。
最近当店でも眼精疲労を訴える方が非常に多くなってきました。
眼病的な事は眼科さんでお願いしないといけませんが、屈折異常や光学異常的な事での眼精疲労は当店取り扱いの眼鏡レンズで軽減出来る事が出来る場合があります。

武生店 > 強度乱視
TEL:0778-24-3849
お問い合わせメールフォームはこちら
営業時間/10:00〜20:00