メガネレンズ勉強会!
先日、STFFを引き連れ、レンズ勉強会に参加してきました。
レンズメーカーさんは、NIKONさんと、HOLT(HOYA)さん。
ニコンさんからは、新しいコンセプトのレンズで、
①スマホに特化したレンズ「デジケア」(シフトオン)!!
②遠近両用レンズ(全視界ビュー)
③ハイカーブレンズ(シーマックス)
④カラー補正レンズ(ウルトラブライトコートUBC)
当社が加盟しているグループのOEM商品ゆえ、呼び名と設計が若干違うみたいです。
ホヤさんからは、
Ⅰ遠近両用レンズ(全視界ビュー)のエントリーモデル
Ⅱ青色光カットレンズ(レイガード435)
Ⅲオーダーメイド遠近両用レンズ(インデビジュアルレンズ)
ニコンさんの
①のレンズは、現在のインターネット等ITはパソコンじゃ無く、「スマホ」に・・・
スマホの平均利用時間は、一日2時間越・・・
スマホは楽しいけど、目には良くない・・・
近い距離を集中して見るし、LED(液晶)の光が目を刺激する・・・
で、度数と設計とコートで快適にというレンズ
②のレンズはニコンさんとの共同開発のオリジナル遠近両用レンズ
③のレンズは単焦点レンズで、フレームカーブが強い、そり角がある、乱視が強い等フレームのデザインを考慮したオーダーメイドレンズ
④のレンズは、加齢による、光感度を補正したコントラストアップのレンズ
ホヤさんの
Ⅰのレンズは、両面シンクロ設計による、低価格で高品質なレンズ
Ⅱのレンズは、紫外線領域だけではなく、可視光線のうち、まぶしい光の領域までカットするレンズ
Ⅲのレンズは、フルオーダー遠近両用レンズ
各レンズメーカーは、遠近両用レンズの開発に力を注いでいます。
レンズ研磨機械の発達のおかげで、3Dで微妙なレンズ研磨が可能になりました。
それで、ゆれ・ゆがみ・違和感を極力抑えるレンズが出来上がったのです。
さらに良いレンズ設計に必要な情報は、使用する眼鏡フレームの玉型・角度等の情報
この情報は眼鏡フレームをトレースする事で、各メーカーは情報を得る事が出来ました。
もっと良くするためには、その眼鏡をユーザーがどの状態で顔に掛けているか・・・
目とレンズの距離は、フレームの傾斜角、そり角はどうか等々・・・
もうここまで、遠近両用レンズは進化しているのです!!!!
ただし、大前提は、お客様の目の度数を正確に測れているか・・・・
こんなに素晴らしいレンズを開発してくれているのに、度数が正確に測れてなかったら台無しです・・・・
フルオーダーレンズを発注している眼鏡店でも、細かい設定数値を入れずにオーダーしていたりしている店もあるそうです・・・・
メガネレンズがどんどん高機能になればなるほど、問われるのは眼鏡店の測定力!!!
当店では、目の度数・フレームとお顔の情報だけでなく、両眼視機能情報まで考慮して、頭をフル回転しながらレンズを発注いたしております。
人間の脳は大変素晴らしく怖いのは、少々合ってなくても、脳が補正をかけてしまう事・・・・
きっちり合っているのと、だいたい合っているのとは、快適さ、疲れ方、見え方等に大きく差がでます。
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