眼鏡士 生涯学習
僕が取得している認定眼鏡士は、しっかり勉強して講習を受けないと資格の維持が出来ません。
しっかり受講してきました!!!
全国37会場で開催されていて、ありがたい事に福井でもあるのです。
さすが福井会場は眼鏡の地元だけあって、皆さん熱心で意識が高いそうです。
福井県の眼科医会会長の山岸Dr. の、目薬のお話も厚労省の裏話や処方実例を面白く聞けて楽しかったです!!
なかなか眼科医が眼鏡士の研修会で講演する会場は少ないそうです。
(興味深い点眼薬のお話で、白内障の進行を抑える目薬が何の効果も無いとの事をどこかの眼科の先生が発言して、ネット上では話題になっていましたが・・・後期の状態ではそうかもしれないが、初期の段階では大変有効な治療である事もおっしゃっておりました)
視機能検査のお話は、ドクターオプトメトリストの関先生、昨年までの視機能(眼位)から更に高度になるのかとワクワクしていたら一転、VDT(パソコン)系の今の実情のお話。
最後がハイカーブの眼鏡のお話の内田先生。追っかけがいるほど、いつも面白く為になる話をしてくれて、終わった後の懇親会にも参加していただけてるので、眼鏡の質問にも気軽に答えてくれます!!!
当店もハイカーブ系は得意としているだけに、注意深く聞いていたら、いきなりベースカーブと非点収差の話から・・・
当店も計算式はマーチンの公式等が入ったソフトで計算していますが、何故にそうなるかをグラフで理屈から解説!!
昔から何となく思ってた事が、やっぱりという確信に!!
今年は嫁が眼鏡士の試験にチャレンジする事を言ったら・・・・
なんと東京会場の検眼の実技試験の試験官を内田先生がしているそうで・・・・
ただし嫁は、既に家から近い滋賀会場を選択してました・・・・
東京会場で受けても手心が入る事は無いと思いますが(笑)
これを書いてて、思い出したのですが・・・・
昨日の祭日に、関西在住の眼鏡難民さんからお電話が・・・
「強度遠視の為にレンズが厚くなるのが嫌で、ある眼鏡店でウスカル枠を購入したが、レンズは薄く軽くなったが、大きく見えるのと視野が狭くなるので、なんか良い方法(眼鏡)が無いか?」「眼鏡が小さいからイチビッテ見える・・・」
とのお悩みを、祭日の忙しい営業時間中に電話で長々と聞かされました(笑)
どうしても強度遠視で、目から距離が出る眼鏡の場合、物が大きく見えるのは光学上仕方が無い・・・大きく見えるのは裸眼(コンタクト)と比較するからで、若干大きく見えるのだけしか見なければそれが標準となるので、あんまり神経質にならない方が・・・とアドバイスしましたが・・・・
たぶん本人にとっては大問題なのでしょう・・・
実際作って試してみないと解りませんが、6ベースカーブくらいの最新非球面設計のレンズ(屈折率1.6)を、そり角15度ぐらいのプラフレームに0.22位のプリズムベースインレンズを(その人の眼位を確認しないといけませんが)フレームに合わせたカットレンズでオーダーすれば、眼鏡難民さんの理想に近くなるかも(笑)
参考までに・・・・
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