かくれ斜視!?
当店は、両眼視機能検査等にも力を入れ、快適な視生活を応援しております。
(両眼視機能は、当社ホームページの眼鏡と眼の知識NO7にざっくり書いております。)
当店の通常の検査の中にも、ルーティーンとしてすべての方に簡単な眼位測定を入れております。
そこでの数値に異常がある場合又は希望する場合、お客様了承のもと精密な測定に入るのです。
(精密な両眼視機能検査は、時間がかかるのと、お客様の眼に相当な負担がかかるのです)
今回紹介するのが、強度近視の外斜位の例
強度近視でプリズム入りのレンズにした場合、通常けっこうなレンズ厚になってしまいます。
が、今回使用したフレームは「VioRou」のコンパクトなフレーム
に、世界一超高屈折なプラスチックレンズ東海光学の1.76
S-7.50C-0.75 5△BIN でも上からみても、ほぼ枠の厚さと変わらない!!!
このお客様、通常はコンタクトレンズのみだった為、相当な違和感が出ると思われたのですが、検査後の装用テストでも、お渡し直後でも、すんなり問題無くかける事が出来ました。
普通は、数十年間眼と脳が頑張って補正をかけてきたのが、プリズムメガネレンズがある程度補正をかけるので、脳がびっくりするケースが多いのです。
次に紹介する例が、
二十代男性
そこそこの外斜位をお持ちでしたが、輻輳力もそこそこ有るし(シェアードの基準にはちょっと足りてません)若いし、輻輳力の強化のビジョントレーニングで!とも思ったのですが・・・
レンズを選択するときに、「とにかくパソコン時が特に疲れる・・・PC用の前掛けレンズが離せないので、PC用のレンズにしてください!!」との事・・・・
ん~~それは、LED(液晶)の光のせいだけじゃないんじゃ・・・・
外斜位の場合、遠くを見る場合と、近くを見る場合では当然必要プリズム量は変わってきます。
眼の疲れが酷そうなのと、装用テストの感じがよさそうなので、プリズムレンズとビジョントレーニングと、PCの青色光カットのコーティングとキャリアカラーの合わせ技で!!!
強度近視の場合、レンズの中心よりちょっとずれるとプリズムが発生します。
そのため、常にプリズムを感じているからか、プリズムレンズに慣れるのも早いのかもしれません。
ただ、強度レンズの場合、しっかり目の幅等レンズの中心と目の中心をしっかり合わさないと、疲れる眼鏡になってしまいます。
太いプラ枠にする事でレンズの厚みをカバーしました。
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