セル磨き(艶出し)
今回親しいお客様より、リアルのセル磨きの依頼を受け、画像では解りにくいですが、ピカピカになりました!!
右手の方が、汗だしを丁寧に行いピカピカに磨き上げた状態!
左手の方が、預かった時のままの状態
預かった時のフレームの状態も、そうボロボロで白化した状態ではないのですが、軽くサウンドペーパーをかけても、ペーパーが簡単に目詰まりしてしまいます。セル生地に染み込んだ「汗と涙」の粒子が非常に細かいからです・・・
まずは、セル生地に染み込んだ、皮脂を取り除きます。
ケガキといわれる作業で、カンナみたいに表面を削り取っても良いのですが・・・
今回は、生地を細くしたく無かったため、研いでは汗だし研いでは汗だし作業をします。
片側のテンプルだけで、超音波洗浄機の水がこのように汚れます・・・・
で、バフをかけて研磨しまくります!!!
バフの画像は昔使ったのの使いまわしですが・・・・
フロント部分も研磨しまくりです!!
ピカピカに仕上がりました!!!
今回は、いろいろ相談出来る親しい先輩の眼鏡なので、前から疑問に思っていた事を実験したくなり、途中から工程を変えてみました・・・
右テンプルは、汗だし処理後の研磨・・・・
左テンプルは、そのまま研磨・・・・
最初から見た目はそう汚れを感じない程度で、そのまま研磨しても当然ピカピカになりますし、嫁に研磨後の左右の艶の状態を見てもらっても判別できないほど・・・・
(ただし研磨時間はそのままの方がそうとう時間がかかる)
お渡しする時にそういう実験を兼ねた研磨をしてますとの報告をすると快く了承いただき(事後報告かい汗)(当然研磨代はサービス)
数か月後の状況ははたして・・・・・・