メガネの白化と温泉(ph)
アセテイトやセルロイド系の天然パルプから取り出したセルロースで作られた、メガネ素材(主にプラ枠と呼ばれる)は汗や皮脂が素材にしみ込んで、白く白化するのは有名ですが、今回は金属フレームが白化した例を紹介します。
表題に「温泉」と書いてしまっているので、原因の想像が容易に出来ますが(笑)
いつもビフォーの写真をしっかり撮っておけば良かったと思います・・・
全体が白~~く白化していたのを中和させて取り除いた後、レンズの溝や、鼻パットにまだ残っていた一部だけを写真に残せました。
メガネレンズやフレームは、アルカリ性や酸性に弱い事は有名で、洗剤を使用する場合は必ず中性洗剤を薄めて使うのが鉄則となっています(特にメガネレンズ)
このメガネは水分が残りそうなところ(拭きにくいところ)が特に白くなっていました。
たぶん酸性が強い良い温泉に行ったのでしょう!!!
(先日別の方も購入後数カ月のメガネレンズのコーティングが白く溶けていたんので「凄く良い温泉に行きませんでしたか?」と聞いたら強酸性の温泉に行っていたみたいです)
(東北や北海道に強酸性のいい温泉は多いみたいですね)
先日家族で黒部の秘境の源泉かけ流しの温泉に行きましたが、弱アルカリ泉で、レンズやフレームにそう影響が無かったです・・・・
(様子はこのブログにもアップしました)
(僕自身過去に強酸性泉も強アルカリ泉も入った事がありません)
このフレームの白化したところは、中和して綺麗にするのですが、アルカリ性も酸性もどちらもあまり良くないので、強中性洗剤を使用します!!!!
ペーハーの値は1~14で、低い方が酸性、高い方がアルカリ性でより数値が大きい(小さい)方が強アルカリ(強酸性)なんで、中間の7が中性で、中性には強中性というのは無いのですが(笑)
皆様も温泉に行った時は、眼鏡を真水ですすいでから水分を拭きとる事をお忘れなくお願いします!!!(弱アルカリ泉や弱酸性泉も含む)
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