深視力(大型運転免許)メガネ
先日、「大型免許を新たに取得しないといけない」との事で、嶺南の方から来店いただきました。
普通運転免許は既に所得していて、会社の業務で大型自動車の運転も出来るようにとの事です。
予備検査(?)で、深視力の結果が悪かったため、ネットで検索していたら当店のブログにたどり着いたそう。
どんなネタでも発信し続けるのは大切だなっと思いました。
(また検索に引っかかるように色々な言葉で書かないと笑)
グーグルで「福井県で深視力に合格できるメガネはどこで購入できますか?」検索すると、かろうじて1ページ目の下の方に出てきます・・・・が・・・・
今話題のチャットGTIで同じ質問を入力して聞いてみると・・・・
当店の名前が出ないどころか、福井にないメガネ店名が出てきたりします・・・
(これからはチャットAI系の対策もしないといけないみたい・・・)
深視力とは・・・
遠近感や立体感を判断する目の能力のことで、大きい自動車(大型車)やお客様を乗せる自動車(2種免許)には必須項目です。
当店にも測定機が設置してあります。
平行に立ってる棒の間の棒が前後に動き、ちょうど三本の棒が重なった時が判るかを調べる検査
(文字で書いても伝わらない(;’∀’))
過去にも色々書いてます。
深視力測定機で奥行きを察知出来る原理は、左右の目の視差で右眼の像と左目の像が微妙に違うために距離感が出ます。それゆえに両眼共にしっかり機能している事が重要で、片眼視だけでは検査に通りません。
裏技で片眼だけでも通すには、高速で頭を左右に振ると、奥にある像は少しだけ動き近くにある像は大きく動く為すべての像の動きが同じになった時が平行に揃った時です・・・・
(前回のマドックスの裏技と同様絶対にしてはいけません)
今回の不適合の原因も、左右の眼位の差が大きな原因の一つでした。
今回注意しないといけないのは、眼位もそうですが、乱視の度数も片眼のみが大きい、斜乱視がある・・・
左右の度数の差が大きい等、目が一番成長する幼児期に片目のみを使用していると、度数等が強い(使用していない)眼の方が、成長を阻害されて弱視になる場合があります。
現在は3歳児検診等で、注視されるためにほとんど出会う事は無くなりましたが、アイパッチの治療等で注意しないと片眼づつの矯正視力は良くても、立体視機能が良好にならない場合もあったりします。
また特に斜乱視の場合は、側方視では余計な上下プリズムが発生する事も考慮しないといけません。
当店では、色んな検査で色んな角度から最適な度数だと思って、メガネの度数を提案しています。
招来、検査や分析は、AIになって行くのは必然だなっと思い話題の「チャットGTI」に質問してみました・・・・
解答は!
「現在、一部のメガネ屋ではAIを利用した検眼技術が導入されていますが、完全にAIに置き換わることはまだまだ先の話です。
AIは、検眼に必要なデータを収集するために使用されることがあります。たとえば、自動リフラクトメーターは、眼球の屈折率を測定するためにAIを利用しています。また、デジタル眼底カメラは、AIを使用して眼底の写真を撮影し、医師が病気を診断するのに役立てています。
しかし、現時点では、AIはまだ人間の医師や眼鏡の専門家による検査と診断を完全に置き換えることはできません。なぜなら、検眼には人間の専門知識や経験が必要であり、個人のニーズやライフスタイルを考慮したカスタムアドバイスを提供するために、人間の医師や専門家が必要だからです。
将来的には、AI技術がより高度になり、より多くのデータを解析できるようになることが期待されています。しかし、AIによる検眼が完全に普及するには、さらなる技術の発展と法的規制の整備が必要となるでしょう。」
「完全にAIに置き換わることはまだまだ先の話」らしいので(笑)
ただ既に無人測定機も市場に出てきていて、メーカーさん曰く「へたな●●●●よりちゃんとした数値が出ている」らしい・・・・
AIも道具の一つだと考えて、人間様が上手く使いこななせるように頑張らないといけませんね!
あ話題がAIになってしまってますね((笑)
このお客様、来店直後はほとんど合わなかった距離感が、ほぼ合格ラインになるようになりました!!!
ちゃんとしたメガネをかけるだけでいいのでは無く、両目の使い方もしっかり理解して身体と脳にもしっかり教え込まないといけません。
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