設備投資(検査機器)
当店のブログを読んでいる方なら薄々気づいていると思いますが・・・
当店の売り(強み)の一つに、「メガネの度数を決定するための検査を頑張ってる」があるのです!!
ただ、「この店は検査が良いので、この店でメガネを買う」という声は、なかなか聞こえてきませんが(涙)
(たぶん顧客様は当たり前だと思って声に出さないだけだと思ってますが)
(国家試験の実技試験は、検査・加工・フィッテング)
業界のアンケートにあるのですが「そのメガネ屋さんを選んだ理由」の断トツの1位が「近くの店だから」だった・・・・(汗)
コンビニじゃなく専門性が高い業種なので、出来たら色々調べた結果で当店を選んでくれてら幸せです。
で、その強みを増強するために、検査機器の設備を増強いたしました!!!
OPDスキャンⅢ
まだ導入したばっかで、どのように活用していくかを手探りの状態ですが・・・
色々データを取らさせてもらっていくうちに徐々に見えてきました!
メガネ屋さんにとっては必須の装置では無いので、検査室を作った時は想定していないので、無理やり設置したのですが・・・・
なんかのコックピットの様に機械がゴチャゴチャしてきました
まだ全員の眼のデーターを取らさせてもらっていなく、自覚検査していて、違和感を感じた方にお願いしてデータを取らせてもらっているのですが・・・・
検査していて当店の過去カルテに「レーシック手術後眼」って記載があったので、お願いして出たデータがこちら!
左の視標のデータの下方に、オレンジ色で「近視眼矯正手術眼(97.3%)」って
しっかり機械は見抜いて分析していますね!!
いくら検眼の熟練度を上げても、こういう眼をスキャンしたデータを読み取り分析する事は、アナログな職人魂(人間の五感)だけではどうしようもないぐらい医療機器は進化しています。
レーシック眼を測定してみて、どこのパラメーター数値を考慮してるのかが何となく見えてきました!
このお客様、レーシック手術もしていて裸眼視力も良好なんですが、運転時にはメガネをかけています。
通常状態の自覚検査でも、今お持ちのメガネでも問題無いと思われるほどの度数・・・・
結論から書くと「夜間に凄く見えにくくなる目」です。
角膜の中央値(S-0.25C-0.5)
3.00㎜地点(S-0.25C-0.5)
5.00㎜地点(S-1.25C-0.75)
夜間瞳孔が開いた状態だと視力が低下
(数日前のブログでも同じ様な内容で書いてます)
メガネ屋に来て、普通に明るい状態で視力測定すると、視力は良いし、ほんの少しの度数を入れただけで見えやすく感じてしまいます。
状況を把握出来ない良心的なメガネ屋さんだと「メガネ要らないんじゃ?」と言いかねません(汗)
この器械を導入して、まだ30例ぐらいの眼しか確認していませんが、見えてきたことは!!!!
人間の角膜も水晶体も「レンズ」なんですが、生物のDNAで作ったレンズで一定の屈折率の人口的なレンズとは大分違う事が可視化出来ます。
どうしても座学では、一定な屈折率のレンズ(人工的なレンズ)として、習い教えこまれます。
デコボコした角膜のメガネでの矯正には限界があるものの、個別の眼の状態を可視化して、最適なメガネを提供したいと思い、こんな高額な機械を導入いたしました。
日本国の補助金を活用させていただいでの導入ですので、少しでもお役に立てれるように頑張ります!!
(早速一昨日に中間納税しました)
[コメントする]