プリズムメガネ、追記
前の記事に追加しようと思ったけど・・・・
こちらに・・
複視(物が二つに見える)でお困りのお客様
眼科で「内斜視ですね」と言われたらしい・・・・
ネットで検索して当店が出てきたらしいです。
こうやって発信する事もほんと大切ですね!!!
ネットで検索されやすいSEO対策の講習会等も行ったことがあるんですが、よく解らない・・・
と言うよりも、メンドクサイが本音で、目の前の仕事をこなす事で精一杯・・・・
とりあえずブログだけでも書けばチョットでも検索に引っかかるのでしょう・・・
ブログも始めた頃は、月に30記事近く書いてましたが、今では御覧の通り・・・
え~~話を戻して・・・
オークリークロスリンク
それなりのそり角(フロントカーブ)があるフレームをチョイス
外斜位系の方には、このそり角は逆にプリズム作用が働いて補正をかけないと、違和感や疲れが多くなります・・・
この方内斜視系なんで、そり角は得意なのですが、入り過ぎてもいけないのでしっかり計算はしてますよ!!!
外や内に大きくズレる方は、多少上下にもズレている方が多いのでしっかりチェック!!
近視の内斜視の方の矯正レンズは、大変耳側のレンズがブ厚くなりますので、超薄型レンズをチョイス!!
オーダーレンズの袋にいろんなオーダー情報が印刷されているのですが・・
HOYAの場合はユーザーさんの名前が印刷されている(いつもモザイクをかける)所に、NIKONの場合は「ハンイガイカサンリョウキン」たぶん転換すると「範囲外加算料金」だよね・・・
それいる!?
強めのプリズムレンズを入れたメガネを新しくかける場合は、今までの見え方と違うので脳がビックリして強い違和感が出るのが普通です。(次第に脳や体が慣れていくのですが)
さきほどお渡しした、このお客様、多少の違和感はありますが、この眼鏡の方がクリアーに見えるし、かけてて楽とも言っていただいて、そのままかけて帰られました。
たぶん立体感は相当出ますので、距離感が自分の物になるまでは安全運転でお願いします!!
違うな・・・常に安全運転でお願いします!!!
[コメントする]プリズムメガネ
隠れ斜視(斜位)はほとんどの人にあります。
だって人間の目って機械で作ったものでは無いので、意識の無い状態(寝ている等)では多少は左右の目が違う方向(外を向いてたり内を向いてたり、上下に向いてたり)を向いてたりします。
でもどんな機械より凄いのが、ほとんどの方がちゃんと両目とも目標物に視線を合わせ、瞬時にピントまで合わせているのです!!
ただ、左右の眼位が離れすぎてる方とか、寄せる力が少ない方とかは、超頑張らないと左右の視線を同じ目標物に合わす事が出来ないのです。
有名な一つの解りやすい指標に「シェアードの基準」
「正常な両眼視を維持するためには、斜位量の2倍の輻輳余力が必要である」という考え方。
(他にもいろいろ分析法はありますが割愛)
若い時には目も頑張れたんだが、加齢と共に目も頑張れなくなった・・・
(若い時にも頑張りすぎるのは問題がある場合があります)
そんな悲鳴を上げている方がけっこういらっしゃるのです・・・
(ほぼ原因を自覚していない人が多いです)
パラサイトのレンズを新しくしていただきました。
既に何年も前からプリズムメガネを使用している方ですが、今回は上下のズレの矯正量を増やしました。
たぶん眼位のズレの量は生まれた時から決まっていて、成長が止まった時に定まる(諸説あり)
この方の場合、ズレ量が大きくなった訳では無く、加齢や眼筋の緊張がほぐれてきてアブリ出てきた感じです。まだ将来上下のズレ矯正は大きくなりそうです。
最初は娘さんの方が先に上下のズレが発見されました。
次の事例です。
次の方は40代で初めてのメガネ・・・
まあまあの装用度数ですが、全くの初めての眼鏡です!
運転免許書の視力測定に引っかかっての来店ですが・・・・
突っ込みどころが満載で、お客様に何から説明していいか迷ってしまいます。
左右度数が違う「不同視」に左目にそこそこの乱視・・・
上下左右のズレ・・・
まあ生活にはそう困らない片眼視力で、いわゆるモノビジョン片目の視力だけで見ていた感じ・・
この方が普通に片眼づつだけの視力測定で、片眼交互遮蔽で視力値だけを揃えたメガネ(左右バランスは視力値では無く調節値を揃えます)を作ったら、メガネをかけた矯正視力値は上がって免許の視力も通ると思いますが、とても常用する事は出来なくて運転でも危険な気がします・・・
片目で見えた映像の処理と両目で見えた映像の処理は、脳での処理量は両目の方が圧倒的に多くなりますが、ちゃんと正しく脳を使用しないと、脳に対しても良くないように思います。
右目もしっかり使ってやらないと、ますます右目の度数が強くなり左右の度数の差が大きくなる研究データ等もあるらしいです。
この眼鏡をしっかり使いこなしてほしいです!!
最後の事例
まあまあ強い上下のズレです(片眼6Δづつ計12Δの制作範囲外オーバー手配度数)
しかも右目は球面度数無し、左もそう強くないの近方眼鏡
ほぼ同度数の眼鏡を紛失されて、新たにお造りいただきました・・
こんなにゆるい度数、しかも片眼は度数無しなら眼鏡は要らないと思う方もいるかもしれませんが・・・(数万円する眼鏡、無くして直ぐに造りに来ないといけないぐらい)
過去にもこの方の件でブログを書いた記憶がありますが・・・
(興味のあるかたは探してみてください。今度時間が有るときリンク張るかも)
この方、税〇士さんで主な仕事はデスクワーク。
通常は遠近両用と中近両用を使用しています。
当店でプリズムメガネに出会うまでは、片目で近方仕事をこなしてました・・・
この方、初めてプリズムメガネを作って、二回目に作るとき「プリズム量を落としてって」言われたのをあえて強くして作った方です。以前のブログで書いた気がします。
やっぱりプリズムレンズに頼る事に抵抗があるのか、午前中はゆるいプリズム量の遠近眼鏡、午後から強めのプリズム量の遠近眼鏡を使い分けているそうで・・・
(午前はゆるいのでもまあまあ使えているけど、午後にはゆるいのでは使えないらしい)
ある意味眼筋を鍛えるビジョントレーニングにはなると思います!!!
が、一方方向だけのトレーニングなのでどうなんでしょうか・・・
最初の事例の方の上下2.5Δはまだ潜伏量があると思われますが、最後の方の上下12Δは安定しております。
今日も複視(物が二つ見える)方がこのブログを見て来店いただいたりしております。
困ってたり、自覚が有ったり、過去にプリズムを入れて良かった方の買い替え等は説明も容易なのですが・・・・
自覚がないけど検査してみて,上に書いた「シェアードの基準」等から大きく外れている方の説明には本当に言葉を相当選んで説明します。
(当店では簡単な眼位測定は、ルーティーンで全員にしております)
当然、理解していただいてもプリズム度数を入れない方も多くいらしゃいます。
当店でのプリズムレンズを入れる割合はそう多くは無いのですが、年間ではのべ200名以上の方が当店でプリズムレンズを入れております。
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