メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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スタッフブログ

アーカイブ2023年10月

MASUNAGA WALDORF

増永眼鏡さんのWADORF

キムタクさんがドラマ「教場」で教官役の時かけていたモデル

 

何を演じても「キムタク」と言われていたのが、このドラマでは全然違うキムタクさんになっていたように思います。

 

当店でも人気のモデルで、やっと入荷して来ても直ぐに売れてしまう人気のモデルで、当店だけでも2桁の販売実績になっています。

(2桁と大袈裟に書いてますが、10本でも2桁です)

(直ぐ売れるなら大量に発注しておけよと思われるかも知れませんが1本68200円するので大量発注はビビッテしまうのです)

(じゃ売れたら直ぐに発注すればいいじゃんと思った方もいるかも知れませんが、特に人気のモデルはメーカー在庫などは無くほぼ受注生産なんです)

(どのメーカーさんも在庫が残らないように生産数を考えて生産しているので、間違いないと思う商品は小売店が在庫を持たないといけません。)

(お客様に納得してもらえる商材を色々在庫する事は、目利きが重要で、もはやギャンブルに近いのです)(メーカーさんはもっとだよな)

(頑張って納得行ける商品が色々ありますので、買いに来てくださいませませ)

 

今回はセイコーさんの遠近両用のレンズを装着!

 

裏事情を書いてしまうと、SEIKOのレンズ工場をHOYAが買収してその工場でSEIKOのレンズをOEM生産しているため、当店に送られてくる時には、HOYAとSEIKOのレンズが同封されているんですよ!!なんか効率的ですよね!!

でも、レンズの設計等は各社考えが違うので、当然同じものではありません。

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遠視と外斜位(広告です)

人間の屈折異常には、主に3タイプあります。

(ニデックさんの機器から引用)

①近視②遠視③乱視

 

※老眼(老視)は調節異常なので、屈折異常ではありません。

 

角膜と水晶体のプラスレンズで網膜に焦点を合わせるのですが、網膜に対して前方で焦点が合うのが①近視、網膜の後方で焦点が合うのが②遠視 縦方向と横方向等方向によって屈折が違うのが③乱視となります。

 

で、今回は遠視のお話!

 

図

遠方の光が、角膜・水晶体で屈折した焦点が網膜の後方で焦点しています。

 

無調節の場合は、焦点が合わずピントが合わないのですが、人間の眼の水晶体は調節が出来るので・・・・

 

図

調節を使って、ピントを合わす事が出来ます・・・が・・・・

 

通常、水晶体の調節は近くを見る時に副交感神経を使って行っているもので、近くを見る働きで遠くを見ている状態で、その状態の眼で近くを見る時には、更なる調節が必要になります。

 

まともな眼鏡店なら常識で、「調節力のある遠視眼は視力が良いけど目は疲れる」ので、遠視(プラス)レンズのメガネを常用すれば、目の疲れは軽減する事を知っています。

 

ただ、目は右目と左目があるので、注意が必要です!

 

人間の眼は調節と同時に輻輳(目を寄せる機能)が入ります。

 

難しくて文章でうまく説明出来ませんが、人間の眼は近くを見る時に調節をして、輻輳(目が寄る)が入るという合理的な機能がDNAに織り込まれているのです。

 

それで、遠方眼位が正位で遠視眼の場合は、近くを見る時に調節が入ると調節性内斜位といって、左右の目が寄りすぎてしまうのです。

 

今回の事例のご紹介

全国でも取り扱いが少ない、ちょっとお高めのラグジュアリーブランドをお買い上げいただきました。(当店は正規取扱い店ゆえに制約が多い↑このブランド)

 

裸眼視力は良いので、最初はオシャレ用のダテメガネとしてお買い上げいただいていたのですが、目や色んな所が尋常じゃないぐらい疲れるので、一度眼を調べてくれないかとお測りしたら、表題の「遠視眼で外斜位」

前に書いた通り、調節と輻輳を使えばムチャクチャ裸眼視力は良いのです!!

 

眼は視力が良いから、目が悪くない訳では無いのです。

 

「遠視の外斜位」の場合、遠視だけを補正すれば外斜位だけが残ってしまいます。

調節と輻輳が同時に機能するため、遠視だけを矯正すれば、輻輳しないので目がが外斜位になってしまう場合があるのです。

 

今回、眼にとってベストな度数を入れて見ると、30数年しみ込んだ眼の使い方と違う眼の使い方をしてみないといけない為に、見えるけど違和感が強いとの事。

(よくある現象です)

 

そういう場合の選択肢は、

①頑張ってその度数に無理やりなれる

②弱い度数から慣れて、徐々に度数をあげて、ベストな度数にたどり着く

方法があります。

 

②の場合は、レンズを交換するたびにレンズ代金がかかります。

(このような場合は当店の見え方保証の対象外になります)

(レンズ交換する間隔は1か月なのか1年なのか2年なのかはお客様しだい)

 

 

今回は②の徐々に慣れる方法を選択されました。

 

ベストな度数にする場合は、

図

前に書いたように、外斜位が残ってしまうので、ベースインプリズムが必要ですが、今回は度数を違和感に堪えれるギリギリの度数にしたため、プリズム度数も変化します。

 

当社が開発したアプリなら、度数をどれくらいゆるく(強く)した場合には、AC/A比(どんだけ調節するとどれだけ目が寄るか)を考慮して、プリズム量の増減も自動計算してくれます。

(当然斜位量と余力量を入力すれば適正なプリズム量の範囲をも計算するアプリです)

 

 

当店では、眼の状態や目的等、いろんな角度から考慮し、快適に使えるメガネを提案しております!!

 

10月1日からステルスマーケティング規制法が施行されました。

「当社のブログ内容は全て広告です!!」

 

って書いておけば良いのでしょうか?(笑)

 

 

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度数の変わるレンズ

技術的お話

カメラ等のピント合わせをする基本は、プラスの度数のレンズの間の間隔を近づけたり離したりして焦点を合わせます。

虫眼鏡(ルーペ)(拡大鏡)で拡大してみる場合も、目と見たい物の間のルーペを近づけたり離したりしてピントを合わせていると思います。

 

カメラ等のピント合わせはレンズ等の間隔を変えてピントを合わせてるのに対して、人間の目はとんでもない速さで水晶体の厚みを変化させて水晶体の度数を変えてピントを合わせています。

(まだ人類がたどりつけていない機能)

 

次の動画を見て見て下さい!!

1枚のレンズがとんでもない速度で度数が変わっている様子が解ります。

なんか凄く度数が変わっていきますね!!

 

でもこれはデジタルな度数測定方法で、レンズの表面のキズのせいで正確に度数を読み取る事が出来ていないだけで・・・・・・・

 

アナログなレンズメーターで測定すれば、

-2.0Dで度数は全然変化しません。

 

これ写真で撮ったからタマタマで、動画で撮影すると目まぐるしく度数は変化していたのかも分かりませんね(笑)

 

この投影式のレンズメーター、たぶん40年以上前に購入した骨董品ですが、微妙な度数調整が必要な時には、デジタル機器では対応が出来ない場面があるので必須な機器でもあります。

 

 

このアナログなレンズメーターは、レンズの基礎を教えるための新人教育にも必須な機器で、壊さないように大事に使用続けます。

 

 

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