武生店
福井県眼鏡協会が「原産国表示の運用の明確化」と「MADE IN JAPAN,風土 IN JAPAN」の地域づくりを表明
福井県眼鏡協会が、表題のプレスリリースを行った事で様々なメディアが取り上げていますね!

当店にもポスターとプレスリリースした内容のものが送られてきています。
過去に公正取引委員会が原産地国表記の規約を発表した時に業界がざわついた事を思い出して、このブログで検索してみたら・・・・
このブログを始める前の18年前の2007年3月7日施行だった!!
そのメガネの原産地国表記部分を抜粋すると!
『施行規則第14条第2項第1号に規定する製造の定義については、次のとおりとする。
(1) メタルフレームにあっては、フロントについては、フロントを構成する各部品をろう付け等の接合によって組み立てること。また、テンプルについては、テンプルを構成する各部品をろう付け等の接合によって組み立てること。
(2) プラスチックフレームにあっては、フロントについては、切削加工、打ち抜き加工、成型加工、丁番等の埋め込み加工すること。また、テンプルについては、切削加工、打ち抜き加工、成型加工を経て形作り、丁番や芯材等の埋め込み加工すること。』
となっている・・・・
もし、当社で扱っている商品が、この規定外で「MADE IN JAPAN」となっていたら、それを販売した当社も罰せられるし、消費者をだましている事となってしまう・・・
と、思って・・・
よくよくプレスリリースを読んで見ると!
そうならないように(未然に防ぐ)各事業所に誓約書を協会に提出してもらった!となっていました!
NHKのネットニュースでは「製造工程のほとんどが海外にもかかわらず、「日本製」と表示して海外市場で販売される眼鏡が近年、増えている」となっていたり・・・
(海外での販売では日本の公正取引委員会の効力はどうなの?)
この内容では現在国内販売で偽装日本製は無いと・・・・信じたい!
ただ・・・「MADE IN JAPAN」のメガネが優れている事が大前提ですが・・・・
分業で発展してきた鯖江の眼鏡製造産業も、県外・海外の大手の資本が入ってきてフェーズが変わりつつあります。
販売するメガネ小売業界も、マネーゲーム(M&A)的な変化をしてきています・・・
零細な当店に出来る事は・・・・
AI以上のホスピタリー力で・・・
快適な度数測定!
快適なフィッテング!
快適なレンズ加工(レンズ加工が悪いとレンズに歪が出ます)
(↑3項目は眼鏡制作技能士の試験項目)
快適なフレーム選び!
ETCETCで
来て良かった!また来たい!と思っていただけるように努力いたします!!
[コメントする]社内勉強会
ちょっと前ですが、閉店後に勉強会を開催しました!
私が彼に講師側になって「累進レンズの明視域」について社内勉強会を開いてくれとオーダーしました!!
講習を受けるよりも、プレゼンする側のほうがアウトプットされるのでより勉強になるんですね!!!
その時のレジメ1ページ目・・・・

別のスタッフが机の前に張っていた・・・
明視域の前にフレームのサイズと眼の幅によるレンズの最適径の計算方法だ・・・
で、2ページ目以降が、矯正度数と調節力による遠点と近点の計算方法・・・・・
年齢50歳(調節力2.0D(ディオプトリー))で完全矯正値-5.0Dの方の遠点と近点の距離を求めてから、眼前50㎝にピントの合う度数等々・・・・
理系の彼にとっては、計算式にして一つしかない答えを出した方が発表しやすいのは理解できるのですがwww
私としては、お客様の生活習慣の見る距離・・・主にビジネスでの視る環境の聞き取りと提案力の強化{理系では無く文系で)を発表してもらいたかったのですが・・・

彼いわく、どの度数だと、どの距離にピント(焦点)があっているかが解っていてからの話なんで・・・・との事・・・・・
まあそうなんですがwww

社内の勉強会としてはこれでも良いのですが、私としてはお客さんに計算式で焦点距離を示したところで伝わらないので、要望の聞き取れる力と、適切な設計のレンズの選定と提案力の強化のつもりだったんですが(汗)
彼はちょうど国家検定試験の「眼鏡作製技能士1級」の受験前だったので、このような勉強会になったのでしょうか(笑)眼鏡作製技能士は理系が出来ないと難易度が高くなります!!
この後学科試験を受けたのですが、見事学科試験は合格してました!!
このあと、実技3教科を合格出来れば、当店で5番目の眼鏡作製技能士1級の誕生です!!
[コメントする]眼科さんとの連携
国家検定「眼鏡作製技能士」の目的の一番「眼鏡技術者が眼科専門医と連携しつつ、国民により良い眼鏡を提供し、目の健康を守れるよう、眼鏡作製の技能を高めていくことを目的とし、眼科専門医との連携」を上げています。
https://www.megane-joa.jp/about/
ここから抜粋
今回紹介する事例は、約5年前にクモ膜下出血が原因?かで物が二つ見える複視でお困りで当店を訪れていただいたS様
車椅子でご来店いただき、大きいベースアウト(内斜位)の眼鏡を購入いただいて複視は解消できました・・・・
(当然その前に眼科は受診されていて目に問題は無いとの診断後です)
今回はそのS様が、その1年後に購入いただいたメガネが見えにくくなったとの事で来店いただきました。
前回は車椅子での来店でしたが、今回は杖を使ってですが自力で歩いて元気にいらしゃったのです。
予備検査の段階で違和感があったので、OPDスキャンで見て見ると・・・
(OPDスキャンは全員には使用しておりません)

この状態・・・・
眼鏡作製技能士は、当然診察も診断もしませんが・・・
とりあえず眼科さんを先に受診する事を勧めます・・・
医師では無いので、症状等紹介状的なのはかけませんが、現在の常態と比較出来るように、過去のメガネの測定データ等は参考に出来るようにお客様に渡しています。
(かかりつけ眼科で無い場合は過去の常態は解らないので)
で、10日後再来店いただいた時の画像が

クモ膜下を治療した病院の眼科さんで診てもらって、問題なしの判断で・・・
大きい病院だったので、かかりつけ病院を受診してから来てくれと言われたそう・・・・
眼科を受診した時は自然治癒してたのかもしれませんね
で改めて度数を見て見ると・・・・
今のメガネで問題はなく、見えにくかった視力も回復されていました
折角なので最初に作ったお手元用のメガネを御新調いただきました。
物が見えにくくなった場合、メガネの度数が合わなくなったと思ってメガネ店を訪れる方もいるかもしれません・・・・
急に見えにくくなった場合は、先に眼科の受診をお勧めいたします。
これからも、違和感に気が付かなく受診をお勧めしないで、メガネを売っちゃうことの無いよう精進します!
[コメントする]両眼視機能検査
当店はメガネ専門店としての当店の強みの一つに「快適なレンズ選び」があります。
快適なメガネレンズ選びとは①快適な度数選び②快適なレンズ加工③快適なフィッテングで、国家検定の実技試験の内容となっています。
国家検定試験の1級の実技試験・学科試験でも深く踏み込んでいない、一歩上の検査「両眼視機能検査」を当店では取り入れていて、当店の強みの一つにもなっています。
海外の業務独占のメガネ度数検査士には必須科目となっているみたいですが、日本の名称独占の国家検定技能士には、そこまでは今のところなっていません。
それには色々と理由があるのですが・・・ここでは割愛します。
先日「視機能的な検査をしてるとの事で予約をしたいのですが」とお電話で予約をいただきました。(当店は完全予約制ではありませんが、詳しい検査をお望みの新規の方や遠方からいらしゃるお客様は予約をいただくこともあります)
この予約をいただいたお客様、予備検査では、そう大きい眼位のズレも無いし強度でも左右不同視でも無いのですが、輻輳近点だけは遠い・・・・
ある自覚症状はあって眼科での検査も受けてきたいたのですが眼科(眼病)的には問題無いとの事でした。
ホロプターを活用して自覚検査に入るのですが、片眼づつの矯正値にも問題は無く調節力は多少年齢より弱めですが問題はありません。眼位検査に入り眼位自体は問題ないのですが、輻輳余力が少ない(モーガンの標準値と自分の経験値から比較)
ちなみに自覚値の完全矯正値は
RV=S-0.75C-0.25AX90 1.0(裸眼視力0.3)
LV=S-1.75 1.0(裸眼視力0.1)52歳女性
で左右差あると言えばあるのですが・・普通は問題にしない程度・・・
ま、「何も問題がないですよ」と思ってしまいますが、モノビジョンになっていました。
遠方を利き目である右眼で見ていて、近くを左目で見る感じで両眼で融像視してみていな
い・・・
別に片目つづの遠近モノビジョンでも、日常性格には何の問題も無いのです・・・
「ワシは60歳になってもメガネが要らないんじゃ」って自慢されている多くの方が左右で遠方近方を見分けているモノビジョンの方なんですね(笑)
この方に現状の状態を伝えて理解いただいた後に、輻輳余力の足りない分をプリズムレンズで補足して、ブロックストリングス(このブログの過去の記事参照)で簡単な練習をすれば両眼融像立体視も出来たので、何歳ぐらいからモノビジョン的眼の使い方をしていたのか???
さあ原因も解った後のここからが、お客様にとって重要なんですね・・・・
これまでもそう日常生活に問題が無かったモノビジョンを続けるのか、両眼融像視の眼と脳の使い方をするのか・・・・
我々はアドバイスは出来ますが、決めるのはユーザー本人なんですね
「わたし結構目が疲れて、なんかないかと思ってここにきたので・・・」
って言われますので、
「いまから、普通の人が普通に行っている両眼視が普通に出来るようになるまでは、今までサボっていた目も脳も疲れるし、メガネの常用も必須になりますよ」
そうなんです、ちゃんと眼に合わせたメガネを作るだけで、全てが解決して即快適になる訳ではないのです・・・・
人間の脳の補正機能は凄くて、間違ったメガネや眼の使い方にも補正をかけて普通に生活が出来るようにしてしまっているんです。
補正がかかったいる眼や脳にいきなり本来の適正な度数をかけさせても、見えるけど今までと違う違和感がでて気持ち悪くなってしまう事が多くあるので、ユーザーの理解と努力が必要になるのです。
これもユーザーによって個人差があり、そこを見分けるのも眼鏡専門家の技術の一つではないでしょうか。
問題がある眼の場合でも、検査自体の時間より、状況のヒヤリングや、状況の説明に多くの時間がかかってしまうのです・・・これもご理解の個人差が多くありますね(汗)
ビジネスだけを考えれば、ここまで深く考慮してメガネを提案しないほうが楽で時間もかからず設備や知識に投資もいらないのですが(笑)
ご安心ください!割合は書きませんが多くの方がここまで考えなくても大丈夫な眼をお持ちですし、考えないといけない眼をお持ちでも、自身がそういう眼だという自覚があまりありません・・・
単純な視力以外は他人と比較できないのです・・・・・
ただ、快適では無いメガネを知らずに(自覚無し)かけている方も・・・・
当店では色々考慮して快適なメガネになる様に、ご説明してご理解いただいて上でメガネを作製しております!!
[コメントする]クロムハーツ・クリスマスギフト
今年も、クロムハーツからクリスマスギフトが届きました!!
今年(昨年)のギフトはちょっと遅れてたみたいで、年が明けてから届きました
このノベルティは、クロムハーツのVIPユーザーと、我々頑張った一部の正規取扱い店に贈られるもので・・・・どういう条件で選ばれるのは、アメリカ本社の意向で謎だそうです。
当店は取り扱いを開始してから継続していただいています!!
これも一重に当店でクロムハーツをご購入いただいている顧客様のおかげに他なりません!!
今回のノベルティは!!!!

たぶん、ドアのストッパー!!
ゴムで出来ているので、消しゴムかも・・・・・
メガネのディスプレイっとしても使えそうですが・・・・・・
そんな使い方をしたら、怒られそう(笑)
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