メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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武生店

スタッフブログ

カテゴリー武生店

調光レンズ比較

サングラス

HOYAさんの調光レンズのカラー変化を検証してみました。

 

自然光ではなく、UVライトでの検証ですが・・・・

 

画面上のあまり濃くならないレンズが「サンテックミスティブルー」

下の濃く変色するレンズが、新発売のカラー「センシティブルー」です。

 

実は上側のあまり濃くならない「ミスティブルー」で一旦納品したのですが、全然変色してこないとの事でレンズを入れ替えしたのですが、レンズの変色の濃度には気温(温度)が深くかかわっていて、夏場の暑い温度では濃度があまり濃くならず、同じ紫外線量なら温度が低い方が濃く変色します。

 

レンズを入れ替えたので、同じ度数での実験が出来たのですが、実験は涼しい室内で、強力なUVライトを用いて行ったため、変色のスピードも速く濃さも濃くなりました。

 

実験結果は見ての通りですが、ミスティカラーと、センシティ2カラーの濃さの違いが良くわかりますね!! また高気密な黒繊維のメガネ拭きは紫外線を通さない事が解ります。

 

昨年にアップした、可視光偏光調光レンズの実験も乗せときます。

 

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ブログで来店 田中みな実さん着用メガネ

TVドラマ『あなたがしてくれなくても』で田中みな実さんが着用していたメガネ

 

オリバーピープルズ OV5219FM

を「ブログを見ました」という新規のお客様に購入いただきました!!

 

僕の子難しいブログの読者なら判ると思いますが・・・

(そんな人いるのか?)

 

最近は、オシャレメガネの記事は書いた記憶がありません(汗)

 

別のスタッフが上げてるインスタ記事なのかな???

と思ったら・・・・

決算報告?の記事を読んで、当店で購入しようとの決め手になったらしい!!

 

誰かに読んでいただいて、お店の売り上げに繋がったらと思って時間をかけて書いて発信しているのですが、誰にも読まれていないと思って書いているので、読んだと直接言われるとこっぱずかしいものですね(汗)

(超うれしいのですが(笑))

 

逆に、小難しい内容(両眼視検査系)のブログ内容が多いので、新規のお客様でちょっとややこしい度数が出た時には「当店を利用してみようとと思ったきっかけは?」と聞いてみると・・・

(このブログがきっかけかな?と期待して)

「知人が当店でメガネを購入しているから・・・・」がダントツ!!!

(自覚がない眼精疲労系の記事では集客効果が薄く、相談だけの電話が増えるみたい)

 

時代は変わっても、口コミの重要性は変わらないんだなぁ!!

(読者の皆様の良い口コミ宣伝に期待してます)

 

話を戻して、このオリバーピープルズOV5219FM 大きさが3サイズありますので、田中みな実さんのお顔のサイズと違っても、適切なサイズを選択すれば、みな実さんになれるはずです!!!(しらんけど)

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メガネレンズと紫外線・・・

知らない方からお店に電話をいただきました。

サングラスが古くなると紫外線を通す??

約3年前の↑たぶんこの記事を読んで、基本は褒めていただいたそうなんです。

(当店スタッフが電話を受けたので、伝聞ですが)

 

どうもその方は、古いメガネレンズが紫外線を通すかどうだか判らないので、レンズメーカーのお客様相談に電話を掛けたけど、ウニャウニャした返事しか返って来なくて、当店のブログに辿り着いたそうです。

 

基本ほめていただいたそうなんですが「記事がよけいな事が書いてあり解りにくくて長い」「もっとインパクトのあるサムネイル?」にした方が良いとのアドバイスもいただいたそうです。

 

(炎上覚悟で書くと)

(炎上するほど影響力の無いブログですが)

 

たぶんこのお方モヤモヤしていたのが、僕のブログでスッキリして電話をかけてきてくれたのでしょうが・・・・

電話を受けている間はスタッフの手が停まります。

もし目の前に接客しているお客様がいらしゃいましたら、売上にも影響が出かねません・・・

(メガネを当店で買おうとしている電話や買った方の問い合わせは大歓迎です)

 

このブログにはコメント欄を設けていますので、そちらにコメントいただけたら、良いコメントはこのブログやお店の評判を上げます!!!!!

良い質問等も、良い宣伝になりますので、コメント欄を是非是非活用してください!!!

 

(誹謗中傷は削除いたしますのでご了承くださいネ)

 

当店で販売しているプラスチックレンズは!紫外線透過率は半永久的に1%以下のレンズしか販売していません!!

 

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両眼視(プリズム)メガネ

技術的お話

専門的内容です。

自分のアウトプットと当社スタッフ用に・・・・

 

まずは、出来上がったメガネのレンズのデーター

左右合計で7Δの上下プリズムと、2.5Δのベースアウト(内斜位)のプリズムを入れています。

 

度数は右眼に単性遠視の乱視、左眼は単性近視の乱視 で遠近両用レンズで、

遠方度数は左右共にそう強く無く、裸眼視力もそれほど悪くは無いです。

この両眼視を考慮した度数のメガネを、まったく初めてかけるのは、無理がある度数ですね!

 

何年何年もかけて、徐々に度数を変えて行った最終形の度数になった気がします。

 

何年も何年もかけて度数を変えたと書いてますが、初めはあえてゆるい度数にした訳では無く、調整力(余力)等が加齢と共に変化したりして、その時その時に一番適した度数と思われる度数を提案していった結果だと思います。

 

HOYAのレンズ袋に「HELP」の文字があるのは、この両面複合設計の遠近両用レンズをフレームに応じた最適な設計になるように、フレームの形をデーターでHOYAに送るとそのフレームの形で度数設計したうえで、レンズも削ってくれるのですが・・・・

どうしても若干大きく削ってくるのです。

(フレームより小さく削るとレンズが外れてしまいます)

 

HOYAから来たそのままフレームに入るのですが、特殊なフイルターを通してレンズを見ると、通常では見えない歪が見えている状態が↓コレ

このままでも、度数は出ていて視力も出るのですが・・・・

敏感な方なら、酔ったり、敏感でなくても眼精疲労の原因になってしまいます・・・・

 

で、レンズを小さく削って行くのですが、既に削ってあるレンズを当店の機械で削る事は不可能で、フリーハンドで削って行きます。

 

今回はΔが入ったレンズで、厚い所と薄い所が一枚のレンズにあり、しかも多角形のレンズシェープになっています。

 

機械で型通り削る場合は型の通り削れるのですが、フリーハンドで削る場合は、薄い所はより削れやすく角も無くなりやすいので細心の注意が必要です・・・・

 

今回の難易度はそう高くないのですが

(前回書いた記事は。元の形(シェープ)を変えたので難しい)

(今回は全体を均等に数ミクロンづつ削るだけ)

チョット削っては、ネジを締めてフレームに入れて歪を確認を繰り返す作業が、時間がかかるのです。

 

 

出来上がりがコレ↑

 

歪も消えて、レンズの角も綺麗に仕上がっています!!

 

 

当店では、眼に見えないところまで手を抜かず、快適なメガネを届けられるよう努力してますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします!!!

 

 

記事はレンズを削り終えた段階で書いててお店のスタッフが先ほどお渡ししたのですが、かけた瞬間調子が良いとの評価をいただきました!!

(前回のメガネと今回のメガネは全体に度数の変え方が大きかったので多少不安だったためお渡し確認後のアップとなりました)

(両眼視プリズムメガネの記事を色々書いていますがそう簡単では無くユーザー様の理解が必要です)

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他覚検査 自覚検査 違和感・・・

技術的お話

当店のメガネの度数を決めるのは、他覚検査(気球を見るやつ)をして、その数値を参考にして自覚検査を行います。

 

他覚検査は文字通り、勝手に眼の中の屈折力と網膜までの距離を機械が測定し機械が割り出した適正と思う数値を機械がはじき出します。

 

一番左のレシートの紙が他覚検査の紙・・・

真ん中が自覚検査

 

他覚検査後にクロスシリンダーで乱視の度数や軸度を探っていくのですが・・・・

ん・・・・??

違和感が・・・・

 

因みにクロスシリンダーとは、

このようなレンズを反転して測定していくのです。

原理は、赤い線の度数が-0.25 黒い線の度数が+0.25 のレンズで、その中間の所に回転軸があって反転するとプラス・マイナスが逆になり、少しずつ回転軸の角度を変える事で乱視の角度を決め、決まった軸にプラスマイナスを当てる事により乱視の度数を決めて行くのです。

(考えた昔の人は天才です!!)

 

当店のシステム検眼器には、この原理が組み込まれているので、このレンズ自体をクルクル回す事はしなくなりましたが、原理が解って測定していった方が良いのは当然です。

 

そのクロスシリンダーで乱視度数を測っていくと乱視度数は少なくなって行くのに視力は落ちていく・・・・なんか変な違和感・・・・安定しない乱視・・・・

 

当店の他覚機はケラトメータも装備されているので、角膜乱視を見て見ると、角膜乱視は全部の乱視量に比べて少ないので、クロスシリンダーで乱視の度数が減って行くのは不思議では無いのですが・・・・

 

他覚検査⇒自覚検査、最初の他覚検査から約10分後には、もう一度他覚検査をし直しています・・・

それが、コレ

勝手に角膜頂点に焦点を持っていくオート測定機能を外して、角膜頂点の上方、中心下方と測定していくと、左右眼共に角膜の下方地点の乱視が強く出る(赤字の地点の数値)

 

机上で習う乱視は、メガネのレンズと同じような綺麗な乱視ですが、実際の眼はそういう訳には行きません・・・・

 

それを他覚機で測定できる機器も実用化されていて、当店でも秋には導入する事が決まっているのです。

こんなやつ・・・・

しかし今はまだ導入してないので、アナログな装置(ウチワ)がある事を思い出し・・・

覗いてみたけど・・・・

よくわからん・・・・

 

後日検証してみると、のぞき穴にスマホのカメラを装着して画面をモニターにすると!!!

 

怖!!!

こんなに奇麗に写り込みます!!

このアナログな映り込みで目視で判断出来る角膜の形状ってどのくらいなんだろうか・・・・

 

 

こんな専門的過ぎるブログって凄く時間がかかる割に、お店の宣伝には全然ならない事は解っているんです(汗)

 

でも、ちょっとでも考えて度数を決定している事をお客様に解って頂く事と、当社スタッフに向けての内容だとスタッフに解って欲しいのと、一番は自分のアウトプットの場だと思って一生懸命書いています!!!

 

応援よろしくお願いします!!

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