家庭訪問!?
家庭訪問と題うってますが・・・・
当社STFFの井上さんが、名古屋の「キクチ眼鏡専門学校」で通信教育で学んでまして、先生の吉原准教授が、眼鏡会館で用事があったついでに当店にも立ち寄っていただきました。
当店のSTFFの先生だけに、僕の立ち位置も微妙で・・・・
写真も微妙な、隙間(笑)
吉原先生の帰り際、折角なので両眼視機能検査で疑問に思っていた質問をしてみたら、
さすが眼鏡学校の先生だけに、的確で解りやすいお答えをいただき、翌日メールで的確な資料までいただきました。(感謝)
その中で「Red Lens Test」なる物を教えていただき、早速設備を増強しました!!
設備と言っても、ペンライトとそれを止めるマジックテープだけですが・・・
当店の測定は、省スペースシステムで検査しているのですが・・・・
被験者のイスを90度廻っていただくと、
5メータ用の視力表も設置してます!!
え、周りがガチャガチャで解りにくい!?・・・・
狭い売り場スペースで、無理やりの後付けなのでご了承くださいませ・・・
その上にペンライトの設備を増強!!!
自分の眼でも実際に体感して、かなり使えそうな検査方法です!!!
吉原先生もおっしゃってましたが、眼位異常があったらプリズムで矯正(又はビジョントレーニング)とは有るものの、その先の絶対的な答えがあいまいといおうかなんといおうか・・・・
当店では、遠方斜位量・近方斜位量・遠方余力・近方余力を測定し、システムに入力すると、HeterophoriaのAC/A比(単位調節量当たりの調節性輻輳の起こる量)
Sheardの基準を満たすプリズム値(正常な両眼視を維持する為には、余力が斜位の2倍以上)
Percivalの基準を満たすプリズム値(ゞする為には、全相対輻輳幅の中央3/1の間をド・・・)
を自動計算してくれて、その数値を参考にしてますが・・・
斜位量の測り方でも、カバーテスト・プリズム分離方・偏光レンズを用いた方法・レットグリーンレンズでのクロスリングテスト・マドックステスト・と色々あって、数値も一定ではないという人体の難しさ・・・・
プリズム処方を実践すればするほど、知れば知るほど、難しさが実感できます。
眼位異常による眼精疲労を自覚している方に説明するのは、比較的容易ですが、
眼位異常の自覚が無い標準値を大きく外れた方への説明は、凄く迷う所です。
眼精疲労からくる、視生活の改善を眼鏡で出来たら、眼鏡屋冥利につきます。
当店のプリズム処方したユーザーさんからも、たくさんの良いお声をいただいております!!!
両眼視に取り組まれている眼鏡店は少ないらしいく、当店の取り組みを応援しているとも吉原先生のメールにも書かれていました。
大袈裟かもしれませんが、社会貢献の一環だと思って、これからも精進していきたいと思います。
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