鯖江でオリジナルメガネ
当社が加盟しているボランタリーのオーナー会が東京お台場のホテルで開催された話は、2月ごろにこのブログで記事にしました。
その時に知り合った、東北の眼鏡店さんが、
「今度オリジナルメガネを作るのに鯖江入りするので、その時お店に寄っていいですか?」
と言われていて、東北から遠路車で当店によっていただきました!!
鯖江の市役所?組合?に問い合わせて、紹介された工場に打ち合わせに行ってきたらしいのですが・・・・
どうも、眼鏡製造最低ミニマムロッドの数が想像以上に多かったみたいで・・・・
当社の起源は眼鏡製造あがりで、眼鏡の生産地に近いところで営業しているせいか、それなりに製造現場の事情等は知っているのですが、遠くの小売り店さんは眼鏡の製造関係の事はそう知らないのが現実なのでしょう・・・
眼鏡は工芸品ではなく工業製品で、それなりの数をオーダーしないと作る方は商売になりません。(ミニマムロッドの10分の1の数を10倍の値段なら受けてくれるかもしれませんが、最終金額が一緒なら多い方が・・・(笑))
金型をオリジナルで作ろうものなら、微小ロットでは金型代すらペイ出来ません。
いろいろお話を聞いて、それに見合う微小ロットで作る方法もちゃんとあるのです!!!
要は有型を含め金型を使う製造方法だから小ロットでは製造出来ないのであって、プラ枠やシートメタル等金型を使わない製造方法や、プロト枠を作る職人さんに依頼すれば単価は高くなりますが、総金額を抑えてオリジナル枠が製造できます。
せっかく東北から福井まで来て、手ぶらで返すわけにもいかず、急遽電話でアポを取ります・・・
選択肢の中でプラ枠が良いみたいなので・・・・
小ロットでも受けてくれるセル工場にレッツラゴー!!
突然の訪問にも快く対応いただいた工場様にも感謝です!!
うまい事進めば良いのですが(祈)
振り返れば僕自身も人生のターニングポイント毎に助けてくれる方々に出会って成長してきました。その方々に直接恩返しは出来ておりませんが、もし誰かのお役に立ててそれが恩返しの一つになれば幸いです。