武生店
ハナモリ
昨日に続き「レイバン」ネタで・・・・
セル枠の鼻パットなんですが・・・・
どうしても固定式のパットだと、調整が効かないのです・・・・
写真右上に写っている、大きいハナパットに交換する事も出来るのですが・・・・
今回は、金属アーム付きで調整が出来る鼻パットにチェンジ!!
持ち込みフレームでしたが、レンズも交換して、フレームも研磨しなおして出来上がり!!!
レイバンのフレームは、今回のような事が出来やすい削り出しアセテート製と、成型インジェックション製の物がありますのでご注意下さいませ!!
(いずれのモデルもちゃんとカスタムは出来ます)
[コメントする]「グランメゾン東京」TBS系ドラマ サングラス
キムタクさん主演のTV新ドラマ「グランメゾン東京」でキムタクさんがかけていたサングラス!!!
一見して解った「レイバン」の「WAYFARER」(ウエイファーラー)RB2140 なんですが・・・・
あんな薄いカラーの純正モデルあったっけ???
と思っていたら・・・・・
当店の店頭に有った!!!!!!(笑)
たしか、「薄いレンズカラーのレイバンが発売されるので、纏めて仕入れしてね」(マトメテカワナイトウラナイヨ)と言われていたのが入荷していたのだ!!!!
ウエイファラーのオリジナルは日本人にはかけにくい前傾角とハナパットなのだが、品番の後に「F」が付いているモデルはアジアンフィットになっておりますのでかけやすいですよ!!!
他にも、こんなレンズカラーやあんな形のモデルもリリースされているので、是非店頭でお確かめくださいませ!!!
(レンズは強化ガラスレンズです)
[コメントする]消費税ポイント還元
今回の台風19号で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。
当社も十数年前の福井豪雨の時に、旧眼鏡工場現倉庫が床上1m強まで被災した経験があるので、復旧作業の大変さはある程度知っております・・・
大変ですが、最初に頑張り過ぎちゃうと体調を壊す恐れがあるので・・・・・ご注意下さい。
ちなみに、当店の場所はどうなのかと、越前市のハザードマップで確認すると・・・・
データーが重すぎるのと、パソコンからだと、ちゃんと見れない???
アイパットから見ると、ちゃんと見れて、日野川が氾濫すると、当店は50センチ以下の浸水地区となってました・・・・比較的安全な場所です。
さて、当店は零細企業ゆえ、政府の5%還元店として、10月1日からキャッシュレス(クレジットカード)にてお支払いいただいた方は、後で購入金額の5%の還元があります!!!
(意外と知らない方がおりますね)
クレジットカードがお嫌いな方は、増税分の2%を当店が負担しております。
増税前の売り上げは、駆け込みとも捉えられるぐらいの売り上げ増がありました。(数組のお客様に聞いたところ、増税をそんなに意識はしてなくとも何となく買おうかな・・というきっかけにはなってるみたいです)
消費税が2%上がったけど、当店は5%の還元があるので、カードでお支払いいただくと差し引き3%お得なんですね(増税前と比べて)・・・
で、当然10月からは、圧倒的にカード払いが多くなったのです・・・・
(店頭でも推奨してますし・・・)
(現金がありません・・・・(笑)
当店が負担する、カード手数料についても若干の補助がありますが、0円ではありません・・・・
ただ増税後の売り上げが落ちて無いので良しとしますか・・・・
(昨年は10月に店舗改装をして1週間お休みしてる)
(一昨年の10月は定休日が無かった)
(4年前の増税後も売り上げの落ち込みはそう無かった)
ま、当店の売り上げ程度では分母が少なくてあまり参考にはならないでしょうが・・・
市場調査でいろいろカード等で支払っているのですが・・・・
コンビニでは、その場で2%の還元があるのですね・・・・
ちなみに、ラクビー日本代表を応援する意味で、リポビタンDを買ってみました!!
同じ大塚製薬の「オロナミンC」は低減税率の8%なのに、「リポビタンD」は10%の消費税でした!!!!
[コメントする]間欠性外斜視
間欠性外斜位と呼んだ方が良いのか??
通常は両目でしっかり両眼視出来ているのに、疲れて来ると片目が遊び、斜視状態になる事です。正常な眼位から間欠性の斜視になる事は無く、斜位からの間欠性の斜視になります。(難しいですね・・・)
この無理して両眼視している状態から、無理が出来なくなって片目のみ違う方向を向いてしまう状態ですね・・・・
今回ご紹介する例は、遠視眼の不同視で結構な外斜位。
通常こんな強い遠視があると、左目が弱視(矯正視力が出ない)になりがちで、幼少期にアイパッチ等で訓練しないといけない場合が多いのですが、強い外斜位のおかげで、訓練無しでも視力が出て、両眼視機能自体も良好です!!!
(ただ常に強い調節輻輳(より目)を強要されていて眼精疲労が出ていたはずです)
今回ご注文いただいたメガネは近用眼鏡
遠用でも強い寄り目が必要になるのに、近用を両目で見る為には更なる輻輳が必要になりますが・・・・年齢的に眼筋も毛様体筋も・・・・
で、加入(老眼度数)度だけを強くしてしまうと、輻輳・調節する事が出来にくくなり、モノビジョン(片目で見る)事になります。
決してモノビジョンが悪い訳ではないのですが、今回は両方の見え方を比べてもらい、輻輳・調節のきっかけを作って両眼視して近用作業をする事が良いとの事になりました。
そうなると、製作出来るレンズを探します・・・・
(度数・プリズム度が強くなると製作範囲が極端に少なくなります)
なんとか出来るのが東海光学さんの、世界一高屈折レンズが、オーバー手配でレンズ径が50径でギリギリです・・・・
超高屈折レンズはアッベ数が低くプリズム度数が強いので色収差が気になりますが、レンズの厚みを考えると・・・・・
プリズムΔレンズは、厚いところと薄いところが極端で正にΔレンズ・・・
当初決めていた普通のサイズの眼鏡にはレンズ径が収まらず・・・・
グルーバーのこの小ぶりなフレームに決定!!!
[コメントする]近見視力器
ある同業者の集まりのネットのクロージングサイトで、近見視力器の話題になりました。
HOYAが20年前ぐらいに製造していた、近見視標器NV-20がヤフオクでプレミアが付いて高値で取引されているそうです・・・・・
加盟しているボランタリー店の一店が廃業するにあたり、希望店の内たまたまじゃんけんで勝利した(担当者)当店がその機械を安値で譲り受けたので、当店にはその近見視力器があるので良いのですが、両眼視検査をするうえで有るととても良い視標器なのです。
ただ、両眼視機能検査を取り入れている眼鏡店はそう多くなく、近見までしっかりチェックしているとなると更に少なくなり、そう需要が無いので、それに替わる近見視力器が無いのも事実・・・・
しっかり両眼視検査を実施している店舗で、この機械を持ってない店舗は本当に欲しいのでしょう・・・・
ただ・・・・
この機械を持ってるので解るのですが・・・・
この機械の仕組みは凄く簡単で・・・・
で、その同業者のクロージングサイトで、「自作すればよいじゃん・・」みたいな事を書き込んでしまった・・・・
誰からもツッコミは無かったのですが、余計な事を書き込んで・・・・
本当に自作出来るのか・・・・・
責任感の強い僕は、ちょっとだけ心配になって・・・・
自作してみた!!!
結論から言えば、けっこうカッコよく出来上がった!!!!
右がHOYAの「NV-20」
左が、俺の手造り・・・・
問題は、右眼と左眼が別々に同時に見えて無いと、両眼視検査が出来ない事!!
上と下の視標の間違い探しではありません(* ´艸`)
HOYAの機械には無い視標も加えてみました!!!
もうちょっと改良したいところがあるのですが・・・・
またやり直すのは大変だから、勘弁してもらいます(誰に(笑))
結果から書いたので、それなりの物が出来上がったのですが・・・・
せっかくなので作り方の秘話と苦労話も・・・・
まずは光が通る透明の所と遮断する黒い箇所が必要で、透明のフイルムに印字する事にしました。
使用したのは↑これ
が・・・・
が、完全に真っ黒にはならない・・・・
(二度刷りしてもダメ・・・)
調べると、黒の下にホワイトのインクで下地を付けないといけないらしい・・・
当然そんな白のインクが入ったプリンターなどは普通なく、取引先の写真屋さん・看板屋さん・印刷屋さんに画像データを送って相談したら、こんな精密な物は出来ないし、出来てもとんでもなく料金がかかるとの返事・・・・ていよく断られる(涙)
色が薄いなら、光を通す別紙にピッタリ重ねれば良いのでは・・・・
お!!!
良い感じに出来た!!!!
が・・・・
小っちゃく一部実験した時はうまく行った偏光が、全体になると偏光視角が小さく一定の角度じゃないと視標が消えない・・・・
偏光フイルターに透明フイルムが重なると偏光の視角が小さくなる・・・・
じゃあ偏光フイルターの部分をむき出しにする!!!
で、カッテングシートの登場!!
幸い当社には小っちゃいカッテングマシンがあるのです!!!!
が、けっこうな年数使用して無かったので、アプリが更新されていて使えない(汗)
一からユーザー登録をし直してアプリをダウンロード・・・・・
(超メンドクサイしなんかうまく行かない・・・)
使い方を思い出しながら、何とか自作出来た・・・・
で、張って見た!!!!
偏光度合はバッチリだが・・・・
裏に貼り付けた偏光フィルターが、デコボコと表から見えちゃって見た目が最悪・・・・
で・・・・
偏光フィルターとプラスチックフイルムとの相性が悪いのでガラスに張りつけてみた・・・・
どうせならガラスの内面に張ってみたら、写真では解りにくいが空気だまりと反射が・・・・・
細い文字をカッテングする場合はこの空気を出しやすいのですが、大きい面だと綺麗に追い出すのは無理・・・・
で外面で再製作・・・・
で一応完成!!!!!
クロスリンク視標「◎」がいまいちで、 (カッテングシートのデータをやり直す) 完璧な改良案も出来ておりますが・・・・
自作出来る事が確認出来て、満足したからもう一回やり直す事はしません。
ここまでかかった費用は4千円ほどですが・・・・・
夜な夜な実験していた俺の人件費を時間で計算すると!?!?(笑)
イラストレーターソフトを使えるスタッフ井上さんにも、あれ書いてこれ書いてと、ここをちょっとこうして、下の図とずれたらあかんよ・・・・
消費税増税で値札を早く付け替えないといけない中うっとうしかった事でしょう(笑)
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