メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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2017年 > 4月

スタッフブログ

アーカイブ2017年4月

新作入荷!!「Plus Mix」&「vivid moon」

 

「プラスミックス」と「ビビットムーン」の新作がドドーンと入荷いたしております!!

 

福士蒼汰さんをイメージキャラクターにした、国産でコスパに優れた商品です!!

 

ビビットムーンは北川景子さんをイメージキャラクターに!!!

 

どちらのブランドも、とても回転率の良いブランドで、すぐに少なくなっていくのですが、新作が入荷したては、ギッシリミッチリになり過ぎて・・・・・

 

高級ブランド店のように、少量だけオシャレに陳列して、色違い・サイズ違い等はバックヤードに置いといて、スマートに陳列出来れば良いのですが・・・・

 

センスとスキルが無く、「いっぱいありますよ!!」みたいな並べ方になっちゃうんだよな・・・・

 

あんまりガチャガチャと一杯あると、お客様も選択に迷よちゃいますよね・・・

 

ガチャガチャ並べずに、センス良く上品に並べて、なおかつ選択肢がいっぱいあったと思っていただくのが理想なんですが・・・

 

 

あれ・・・

 

商品説明も、単品の写真画像ものせてないや(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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メガネをかけると目が進む!?

技術的お話

普通の人が思っている、間違った情報です!!!

 

絶対、メガネをかけると、目が前に行くこと(前進)する事は絶対に無いです!!!

 

「目が進む」表現から書いてみましたが・・・・全然面白く無いですね(反省)

 

 

確かに、目の適正度数に対して、「強すぎる近視の度数」をかけ続けた場合、進行する可能性は高いです・・・・

 

ただ、検眼器の進歩によって、過矯正(強すぎる度数)の度数が入った眼鏡を新規に制作する割合は、低くなってきました。

(加齢による目の度数変化で、使用している度数が強すぎる場合がありますので、2年に一度ぐらいは目と度数が合っているかのチェックは必要かと)(当店では、今までの度数で良いとおっしゃるお客様にも、必ず度数チェックを行っております)

 

逆に、眼鏡をかけない方が、度数が進む事がある事が発表されております!!

 

「メガネは適切な度のものを使用するのが一番良いといわれています。
適切な度数のメガネを使用する限り、メガネが近視を進行させることはありません。むしろ最近のデータでは、近視があるのに無理してメガネを使用しなかったり、度の弱すぎるメガネを使用したりすると近視が進行しやすいといわれています。
(学校保健では、両眼で0.7以上の視力を保つことが推奨されています。)
近視の進行に合わせて、適切な度数のレンズに交換していくことが大切なようです。」

http://www.tachibana-eye.com/onepoint.html

(たちばな眼科さんのHPから引用)

 

今回の当店での事例を紹介いたします。

 

お父様・お母様も当店で購入いただいておる、14歳中1の女の子

 

今回で二本目の眼鏡になるのですが、1年前にレンズ交換をしてから、度数が大幅に進んでおります。

成長期で、両親共に強度近視なので、これくらいの進行は問題ないのですが・・・・・

 

問題なのが、輻輳近点があまりに遠すぎる!?

(より目をしてどれだけ近くまで見えるかのテスト)

 

前文で「検眼機器の進歩で近視の過矯正は出にくい」と書きましたが、例外的に児童を測定する場合、調節が入った状態で他覚検査をしてしまうと、数値が大きく近視よりになってしまいます。

(幼児の場合は、眼科さんでの測定を推奨しております)

 

当然、強すぎる近視の眼鏡を作成してしまうと、近くが見えにくく、大変問題がある眼鏡になってしまいます。

 

眼鏡店で出来る、調節介入をなるべく入れない測定方法で(雲霧をかけた両眼解放検査)で丁寧に測定しても、決して強すぎる近視の度数ではありません。

(眼科では調節麻痺目薬を点眼して測定します)

 

ここで、当店の秘密兵器「調節機能解析アプリ」の出番です!!!

 

解析結果には「調節緊張(軽度)の傾向があります。」

となっておりますが、これは生年月日からパラメーターが判断してますが、グラフ値は「老眼」に近い感じ!?

 

最初の視力検査の時の問診で、

僕「前の眼鏡は?」

少女「今日は持ってません」

僕「ちゃんと使ってる?」

少女「はい」

 

で、終わってたので、あらためて質問

 

僕「前の眼鏡ずーっとかけてる?」

少女「授業中だけかけたりしてます」

前の度数が、眼科さんの処方箋だったので

僕「眼科の先生ずーと眼鏡かけてねって言ってなかった?」

少女「はい、言ってました・・・・」

 

 

この子の場合、中程度の近視(0.1が見えるか見えないか)だったのに眼鏡をかけて無かったため、近くを見る際全く調節して無かった事から、調節・輻輳作業が苦手になっていた事が考えられます。

 

ここで、ビジョントレーニング!!!

https://heart-land.jp/?post_type=post&s=%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0&x=48&y=4

 

適正なメガネをかけて、ブロックストリングスで、トレーニング

 

最初は、しっかり両眼でビーズを見る事が出来なかったのが、次第になれてきました。

 

「ちゃんと、メガネをかけないとどんどん目が悪くなるわ」と脅しをかけて(笑)

(コンプライアンス的には大丈夫なのでしょうか?)

(思春期の女性に眼鏡を常用してもらう難しさ・・)

 

簡単なトレーニングシートを渡して自宅でもトレーニングしてもらう事に!!

 

ちゃんと小学校時代は学校でビジョントレーニングの時間があったのに・・・・

 

 

翌日、お店に来店いただいた際

 

僕「ちゃんとメガネかけてる?」

少女「ハイ」

僕「近くも普通に見える?」

少女「ハイ」

 

輻輳近点チェックをしてみれば、前日とうって変わって正常値、寄り目もしっかり出来ている!!

 

この子の場合、両親共に強度近視なので、メガネをかけてなかったから近視が進んだのかは判りませんが、メガネをかけて無かったため、輻輳力と調節力が下がっていたのは確かだと思います。

(近視の要因にDNAと環境は多いに関係があります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大正ロマン「LESS THAN HUMAN」

レスザンヒューマンの、大正ロマンシリーズ「64ヤノ534ネAツ」受注生産か(限定だったか)が入荷しております!!

バァファローホーンのフロントに、シルバー925のムク材を使用した、ラグジュアリーモデル!!

 

この商品のテンプルの刻印、なんか見にくいなと思って考えてたら・・・・

 

発注してから時間が経っているので、あまり覚えていませんでしたが、ネット検索で出てきた他店の画像のシルバー部分が、通常の表面処理だったので思い出しましたが、「金属部分砂打ち加工(艶消し加工)出来たらお願いします。」ってお願いしてた!!

 

艶消しにしてくれてたんだ!!!!

 

他にもイロイロと入荷いたしております!!

是非是非店頭でご確認下さいませ!!!

 

 

 

 

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上下プリズムその後・・・

武生店

一年以上前のブログに書いてたという事は・・・・

 

http://pqheart.blog109.fc2.com/blog-entry-2257.html

 

つい最近、苦労して手摺りしたと思っていたのに、一年以上前でした・・・・

 

その後、免許更新があるとの事で、新しい眼鏡をご注文いただきました!!!

(調子が良くってほんとに良かったです)

 

さー頑張って、手摺りするぞ!!

 

と思っていたら、嫁が外注のレンズ加工屋さんに出してた(汗)

 

「免許更新の日程があって、俺に任せてたら期日に間に合わないので・・・」と嫁の判断

 

ん「正解」!!

 

ここ眼鏡の聖地には、眼鏡に関するいろんな業種がそろっておりますので!!!

 

当店内で出来ないことも、しっかり出来ますし、直接工場に持って行けるので、納期も早いです!!

 

4月14日に鯖江の工場数社回った時の、車からの桜!!!!

 

 

その後、免許証更新出来た報告と、フイッティング調整に来店いただいたので、慌てて写真撮影して記録に残そうと思ったのですが・・・

 

御覧の通り、通常商品撮影するままの露出で急いで撮影したものですから、レンズの厚みが解らない・・・・

 

 

 

 

 

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眼性疲労軽減眼鏡 特許 その後

技術的お話

 

 

過去のブログにも書いた事がありますが・・・

 

 

眼鏡が地場産業である事から、福井県の助成を受けて、新しいコンセプト眼鏡を開発しております!!!

 

おかげ様で、特許庁から「新規性・進歩性」が有ると認められ、特許が認められました!!!

(内容は、特許庁プラットホームから特許番号検索で(6007383)で検索かければ全文見れます)

 

考え方は、人間の眼は左右二つあって、左右の眼位がちゃんと機能してないと眼が疲れる・・・

 

↓一般的な人の場合

 

↓眼位が広い人(もしくは輻輳力の弱い人)の場合

 

↓解決策

 

 

この考え方を考慮して発明と相成りました。

 

発明?した僕としては、数値的に絶対的答えの無いプリズム度数を、簡単に微調節出来る眼鏡が出来れば、お客様にも、眼鏡店にとってもとても有益な事じゃないかと思うのです!!!

 

が、が、・・・・

 

いろいろ進めていく上で、様々な障害が・・・・・

 

一番の障害が「資金」(笑)

 

二番目が「法律」主に「薬機法」(旧薬事法)

 

三番目が「俺」・・・なさけない

 

四番目が、適切なプリズム量を測定できる眼鏡技術者の少なさ・・・

 

 

そもそも、日本の眼鏡店で行っている「度数測定行為」は「医療行為」にあたらないのか?

 

厚生労働省?の見解は、過去の判例?国会答弁?から

「眼鏡使用者と相談しながら、一緒に度数を決定していく」

医療行為ではない(言い回しは違うかも)となっているはずです。

 

アメリカの場合は、「ドクターオプトメトリスト」が「業務独占の資格」の元、検眼していています。

他の国の事情はよく知りませんが、先進国の中で度数測定において国家試験が無いのは、日本ぐらいだと言われております。

 

日本でも、国家資格化しようという流れになっておりますが、なっても「名称独占の資格」になるのでしょうか・・・・

 

「業務独占と名称独占」は同じ国家資格でも全然違うものですね

 

日本の「認定眼鏡士」が名称独占ならそのまま移行する可能性がありますが、業務独占ならば・・・・

 

規制緩和の現代に、規制を強くするのはいかがかなとも思いますが、現在の日本の眼鏡店の検眼技術の向上には、資格制度は必要かとも思います。

 

今の他覚的な検査機器の進歩には目をみはるものがあります。

 

諸説ありますが、国民の7割は、最新の他覚測定機器の数値から考慮した度数決定であるていど問題が無いと思います。

 

残りの3割も、視力を出すだけなら問題がないのですが・・・・

 

疲れない快適な眼鏡となると、話が変わってきます・・・・

 

片眼づつの他覚的な検査方法だけじゃなく、両眼視を考慮した自覚的な測定技術が必須になります。

 

当店では、福井県の助成を受けて開発している事で、研究成果を県に報告する義務がある為、当店で眼鏡を作るほとんどの方の眼を測定しデータ化いたしました。

(それまでは、複視や疲れを訴える方、カバーテストで動きの大きい人を重点的にしていた為全体の割合が見えてこなかった)

 

一定期間データを集計し検討した結果、一つの目安「シェアードの基準値」を超える割合が約2割・・・

 

その割合って、超高くない!?!?

 

 

様々な障害を越えて、僕の考える眼鏡が商品化されたら、両眼視を考慮出来る眼鏡店が増えるきっかけにならない???

 

現在、僕にとってハードルが高すぎて心が折れかけている(ほとんど折れている)ので全然前進してませんが・・・・

 

国際特許(PCT)は、国内特許を出願して一年以内に出願しないと新規性が無いとみなされるため、勢いで出願してあり、その返事が先日来ました。

 

国際的にも「新規性・進歩性」があると、それなりの評価をいただいております。

 

 

お金を掛ければ(翻訳料・出願料等)、大概の国で特許を取得できる可能性が高いです。

(正式に世界各国に特許出願できる期限があと一年)(日本では既に特許になってます)

 

が、特許を取るのが目的では、自己満足にしかなりません・・・・

 

で、ちんけな僕ちゃんの代わりに、この特許を活かせる方を本気で大募集中!!!

(出願料等、資金を出してこの特許の海外特許を取りたい方も大募集中)

 

ビジネスとしてより、眼位異常で困ってる(自覚が無い人も)多くの方々の助けになれば!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

PS・

治療方法は特許にならないという大前提があり、今回の特許は治療方法ではないと特許庁は判断しております。

今回の特許は、もの(装置)に対する特許じゃなく、幅の広い方法に対する特許であります。

日本の薬機法に係る事は、特許名目の「眼精疲労軽減」である事。

眼精疲労軽減をうたえば、即、医療機器となり、日本の厚生労働省の医療機器分類表には眼精疲労を軽減するという項目が全くない事。

眼鏡レンズは、一般医療機器として登録されていますが、目的が「視力補正」となっております。(遮光レンズも、ブルーカットレンズも、ネイぺッツレンズも、偏光レンズも、近方アシストレンズも、プリズムレンズ(フレネル膜含)も、あくまで一般医療機器の視力補正レンズで、眩しさを軽減する事は書けても、眼精疲労軽減は書けません)

(眼鏡店のホームページ、ブログ等で眼精疲労が治るとうたっているサイトを見かけますが、厳密に見れば薬機法違反です。厚生労働省からは注意勧告を促すように言われましたが・・・僕に出来る事はありません(笑)(眼の構造や、斜位や眼精疲労の説明はOKなんですが、眼精疲労が取れる・なおる・とうたう(又は連想させる)のがNG、解りにくい・・・)

医療機関でさえ効能効果の広告は、厳しく制限されています。

 

一番良いのが、政府認定機関で治験臨床して、効能効果を証明する事なんですが!!!!!

 

規制の多い医療機器の中で、前例の無い事に挑戦するハードルは、零細企業にとって高すぎます・・・

 

が、挑戦する価値があると思うのは、僕だけでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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