2019年レンズの反射光
このブログで推奨している「小規模事業者持続化補助金」まもなく公募が始まると言われておりますが・・・ 当社は過去に数回採択されていて、加点式の採択方式から考えると当社はマイナスからのスタートになるので、今回は「ものづくり補助金」にチャレンジしようと事業計画書を書いているのですが、書式が微妙に違って頭が沸騰してなかなかまとまりません・・・・まだまだ投資したい事が山ほどあります!! 話変わって・・・・ 今回、クロムハーツとオークリーの二本大人買い!! 写真では解りにくいですが、レンズの反射光の反射色の違いを見てください!
オークリー&クロムハーツ
上のオークリーが白い反射色で、下のクロムハーツが緑の反射色 緑の反射色は、フッ化マグネシウムを多層に膜状にコーティングしたもので、多層にする事で反射どうしが打ち消しあって反射を抑えるものです。
普通に考えると、透明のレンズの方が緑(マルチコート)の反射防止コートにして、色付きレンズの方を目が見えにくくするために、あえて反射させる・・・ 一瞬、加工を間違えて逆にしてしまったかと思いましたが、これであっておりました(笑) 仕事で溶接が多い方で、オークリーの方を仕事用としてます。 マルチコートのフッ化マグネシウムは金属膜で、溶接の火花に金属反応して跡が残ってしまうのです・・・ あえてウエタン系ハードコーティングだけする事により、金属反応をおこさずに火花を弾いてくれます!! 昔は、各社ハードコーティングのみのレンズがありましたが、現在の遠近両用レンズはほぼマルチコーティング付き・・・ 当店で使用している遠近両用メーカー(HOYA・NIKON・SEIKO・TOKAI)で唯一製造出来るのが「東海光学」さんのみ!!!(内側のコーテイングはマルチコーティングです)
[コメントする] 透明レンズにミラーコート
レンズにカラーが付いたサングラスではよくやる手法です! 色が付いたサングラスに反射防止コートを施すと、何となく目が見えてサングラスぽく無くなります。
既成のサングラス感を出すなら、レンズの外面にハードコート(又はミラーコート)のみ、内側の目に近い部分を内面反射防止コートを施すのが、度の無い既成のサングラスのイメージを損なわず目にも優しいのではないでしょうか!! 今回のご要望は、透明のレンズにもミラーコートを施して、男らしさを出してカッコ良く掛けたい!!!との事で、
クリアーレンズにシルバーミラーコーティングを施しました!! レンズ袋の度数を見ても解る通り、裸眼視力は良く、若干の老眼・・・ 遠方視力は良いので、どうせ掛けるなら、ダテメガネっぽく使いたいので遠近レンズを選択!!(遠方視力が良く通常はかけたく無い、手元を見る(室内)場合に使いたい等は遠近両用ではなく、中近レンズをお勧めする場合が多いです。
ドアン・コンポジットカーボンテンプル DUN-LC012
チタン金属、ゴムメタル金属、カーボンを使用した「MADE IN JAPAN」 「日本メガネ大賞」メンズ部門でグランプリに輝いた作品です!!! フロントのブロックチタンに施してある2色の表面処理の輝きが、ラグジュアリー感がハンパ無いです!!! (写真ではミラーコーティングが解りにくいですが)ミラーレンズとフレームの輝きが相乗効果で超かっこよく仕上がりました!!
[コメントする] 新・元号
今日、平成の次の元号が決まりましたね!! あえて書かなくても全員が知ってますよね(笑) 当店でメガネ等をご注文いただくときに、伝票に住所・氏名を書いていただきます。眼鏡店って眼を測りますよね。眼は年齢と密接に関係してまして、生年月日も記入してもらうんです。(当然書きたくない人は書かなくても良いのですが)(当店はいただいた個人情報は厳重に管理してます) 最近大量に作ってあった伝票が切れかかっていて・・・・
専用伝票が無いと業務に支障をきたしてしまうのです。 画像でもお判りの通り [ 明・大・昭・平 ]の欄があります。 せっかく作るのなら次の年号が解ってから・・・・・ と思うのですが、発表される前に伝票が切れると具合が悪い・・・・
新伝票
で、発表前には伝票は切れなかったのですが、作っちゃいました(笑) 今までの伝票は、受付した年度が「19」と書いてあったら「平成19年」か「2019年」かが解りにくく混在しているのです。 この場所で営業して22年、当時10歳だった子が32歳!!大切にカルテは保存しております。僕が引きついてからは西暦表記にしているのですが、10年以上前は平成表記が多かったのです・・・ お誕生日の記入は元号で書いてもらった方が、年齢のイメージがしやすいし、自分の生まれ年の年号は知ってますよね!!外国人の方も日本に住んでいる方はだいたい知ってますね。 一応 [ T ・S ・ H ]にして、Tの前と、Hの後にスペースを設けて書き足せるようにしました。 ただ、次の年号生まれの方が、メガネを買いに来ていただくまでは数年後の話ですが(笑) ちなみに当店でお買い上げいただいた時の一番お若い方の年齢は、1歳4か月時で、二番目の方が2歳3か月時でした。 次の年号のローマ字表記は、「L」じゃなく「R」ですよね。
[コメントする] 鯖江でオリジナルメガネ
当社が加盟しているボランタリーのオーナー会が東京お台場のホテルで開催された話は、2月ごろにこのブログで記事にしました。 その時に知り合った、東北の眼鏡店さんが、
「今度オリジナルメガネを作るのに鯖江入りするので、その時お店に寄っていいですか?」 と言われていて、東北から遠路車で当店によっていただきました!! 鯖江の市役所?組合?に問い合わせて、紹介された工場に打ち合わせに行ってきたらしいのですが・・・・ どうも、眼鏡製造最低ミニマムロッドの数が想像以上に多かったみたいで・・・・ 当社の起源は眼鏡製造あがりで、眼鏡の生産地に近いところで営業しているせいか、それなりに製造現場の事情等は知っているのですが、遠くの小売り店さんは眼鏡の製造関係の事はそう知らないのが現実なのでしょう・・・ 眼鏡は工芸品ではなく工業製品で、それなりの数をオーダーしないと作る方は商売になりません。(ミニマムロッドの10分の1の数を10倍の値段なら受けてくれるかもしれませんが、最終金額が一緒なら多い方が・・・(笑)) 金型をオリジナルで作ろうものなら、微小ロットでは金型代すらペイ出来ません。 いろいろお話を聞いて、それに見合う微小ロットで作る方法もちゃんとあるのです!!! 要は有型を含め金型を使う製造方法だから小ロットでは製造出来ないのであって、プラ枠やシートメタル等金型を使わない製造方法や、プロト枠を作る職人さんに依頼すれば単価は高くなりますが、総金額を抑えてオリジナル枠が製造できます。 せっかく東北から福井まで来て、手ぶらで返すわけにもいかず、急遽電話でアポを取ります・・・ 選択肢の中でプラ枠が良いみたいなので・・・・ 小ロットでも受けてくれるセル工場にレッツラゴー!!
当社の企画では無いのでモザイクを掛けさせていただいてます。
突然の訪問にも快く対応いただいた工場様にも感謝です!! うまい事進めば良いのですが(祈) 振り返れば僕自身も人生のターニングポイント毎に助けてくれる方々に出会って成長してきました。その方々に直接恩返しは出来ておりませんが、もし誰かのお役に立ててそれが恩返しの一つになれば幸いです。
[コメントする] ハナモリ
セル枠の固定式鼻パットは、基本調整が出来ません。 日本(アジア)向きセル枠は、日本人向きの高めの鼻パットが最初から付いているのですが、鼻の高い欧米人向きのフレームは、最初には低めの鼻パットが装着されている場合がほとんどです。 当店でインポートのセル枠の代表が「ラフォン」フランス製 女性用が多いので、付け替えた後にも調整可能な金属アームが付いたタイプの鼻パットを多用します。
https://heart-land.jp/archives/2109 ここで書いた一番最後のタイプ(解りにくいですが) 今回ご紹介するフレームは、主に男性向けブランド「クロムハーツ」 アメリカのブランドなのですが、高品質で特殊なデザインにも対応出来る「鯖江」の技術で主に製造された「Made In Japan」なんですが、世界中で販売されるワールドワイド仕様!!!ゆえに欧米仕様の鼻パットが多いのです!! (一部商品名の後にAが付くモデルは「アジア仕様」) 「クロムハーツ」の世界観からすると、金属アーム付きの鼻パットはどうかな・・・ と言う事で、大き目のパットの付け替えます!!
ハナモリ
最近クロムハーツのハナモリが多かったので、大き目のパットの在庫が不足して・・・ 急遽、鯖江の松原蝶製作 さんへ
松原蝶制作さん
鯖江が近いと色々便利です!!
カラフル鼻パット
こんなカラフルな鼻パットや長靴型のパットもあるのですが・・・ がっしりしたクロムハーツには、王道の!!
鼻パット
でーんとした「クリアパット」で!!!
クロムハーツ
出来上がり!!!!
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