「ハナモリ」の検索結果 18件
ハナモリ インジェクション編
金属フレームの鼻パットは大概金属アームで作られていて、それを調整すれば自身の鼻の形状に合わせれるのですが、プラスチックフレームの場合、鼻パットが低くて自身の鼻の形状に合わない場合があります。特に海外仕様のフレームの場合などは、鼻の高い欧米人の鼻に合わせる形状になっている場合が多いので、鼻の低い日本人の鼻の形状に仕様変更が必要になる時があります。
このブログで何回もハナモリの記事は書いていますので、是非ハナモリで検索してみてください・・・・僕も検索してみましたが・・・・なんとへたくそな記事内容にびっくりしました(汗)
ハナ・モリ「HANA MORI」
↑6年前に書いた記事ですが、文面を読まなくても写真で解る記事です。
過去のハナモリの記事はだいたい溶着が可能な、セル生地かアセチ生地でした。
今回紹介するハナモリは、溶着が困難なインジェクション生地の場合の一例

僕の私物のオークリーのインジェクションフレーム
だいぶん前に購入した物で、現在はほとんど使用してないので、サンプルにしてみました。

色々出っ張ってるところを削り取り・・・

右側と左側を別の形状のアームを取り付けてみました。
溶着タイプの鼻パットのアームなら穴を開けないで出来るので、やり直しが容易ですが、穴を開けて固定する今回の場合は、取り付ける位置も重要になります。
[コメントする]鼻盛(ハナモリ)
眼鏡業界でいうハナモリとは、メガネのハナパットを大きく(高く)する事で、鼻にかかりやすくする事です。
主にセル(プラスチック)フレーム時に使用されます。
世界から見て日本人の平均的な鼻の高さは低いので、特にワールドワイドでデザインされているプラフレームに用いられる事が多いのです。
金属(メタル)フレームや金属アームがハナパットに使われているモデルは金属のアーム部分を調整すれば問題がありません。

プラフレームのもっこりしている鼻に当たる部分は、そのままでは調整が出来ないので、鼻パット部分を切り取って、大きいパットにつけ直したり、金属アーム付きの物につけ直すのが俗にいうハナモリです。
↑の写真の右側のパットは切り取られています。

先日セル工場にお邪魔した時に見た、左右の位置が均等にマーキング出来る装置を購入して作業しています。

今回は、付け替えた後でも更に微調整出来る、金属アーム付きのパットに交換しました。
梱包用のクッションで自作した治具、試しに作って改良してきたのを使っているのですが、このブログで見せるには美しくないので、きれいに作り直そうと思ってのですが・・・・

一番初めの写真画像はRayBan(レイバン)なんですが、レイバンのプラフレームは、切り取り型のハナモリが出来ない材質があるので注意が必要です。
(誰に向かって書いてるの?)
(その場合でも別の方法でハナモリ出来ますのでご安心下さい)
今回は目立たないテンプルで隠れる部分で、溶着可能かどうだかを調べてから加工しています)
面倒なのが、プラ枠の上からクリアコートがされている場合・・・
先日修理屋さんで、クリアーコートの有無の見分け方を聞いてみたら・・・・
「手触りぐらいですかね・・・・」との返事・・・・
(クリアコートがされているアセチやセルの磨き直しは、クリアコートを全て取り除いてからになるので手間が凄くかかります)
[コメントする]ハナモリ治具 特許申請か!?
過去にも「鼻盛」の記事は沢山書いてます。
https://heart-land.jp/?post_type=post&s=%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%AA&x=35&y=20
↑その中にダンボールで治具を作った話も書いているのですが・・・
鼻盛用治具、進化しました!!!!!

ブリッジに傷をつけないように付けていたガードデープも不必要になり、眼鏡が更に安定して作業がしやすくなりました!!
正式な特許を一つ持っている僕だから解るのですが、特許申請すれば内容の書き方によっては通るような気がします(笑)
ま、費用対効果を考えると、申請はしませんが・・・
このブログで公開した事で、新規性も無くなります(汗)
進歩性も疑問ですが(笑)上手に書けばもしかして・・・
ちなみに今回のハナパットの付け替えは、僕個人のメガネです。
鼻パットのアームが折れて暫く放置していたのですが、別のお客様のハナモリがあったので、ついでに自分のメガネのハナモリも!!!

日本製ですが、ワールドワイドなデザインのハナパットアーム
(海外ブランドゆえに欧米人向けに短いのです)
弾力性のあるスネークタイプの長いアームのハナパットアームに付け替える事で、かけ心地も格段に良くなりました!!!
メタル製のハナパットも、クロムハーツの刻印入りの純正ハナパット(クロームカラー)にしました!!
クロムハーツ純正刻印入りハナパット、他のカラーに、ゴールドとシルバーがあります。
クロムハーツ純正パーツは、正規取扱い店で無いと準備出来ません。
(当店は正規取扱店です)
[コメントする]鼻盛(ハナモリ)
有名な100人の村の話
世界には63億人の人がいますが
もしもそれを
100人の村に縮めるとどうなるのでしょう。
100人のうち
70人が有色人種で
30人が白人です
61人がアジア人です
13人がアフリカ人
13人が南北アメリカ人
12人がヨーロッパ人
あとは南太平洋地域の人です
(一部抜粋)
61人がアジア人なのに・・・・・
ワールドワイドなメガネの鼻パットは、鼻の高い人向けに作られています・・・・
ま、東アジアと西アジアじゃ顔の骨格が全然違うし・・・・
でも、大丈夫(何が?)

鼻が高い人向きに作られたメガネフレームでも、ちゃんと平たい顔族にもフィットするようにカスタマイズできます!!!
「GUCCI」のメガネ
複数個同時に作業すると、手間が簡単です!!!
(4つ同時だと面倒かな(笑))
良いアセチ生地が使われてると、研磨(バフ掛け)していて、気持ちの良い艶が出ます!!
どちらのテンプルネジも、緩みにくい抜け落ちにくい高級ネジが使われてました。
見えないところまで手を抜かないのが、ブランドのブランドたるところでしょうか!
[コメントする]ハナモリ(鼻盛)
日本人と欧米人は顔の骨格が違います。
全体的に欧米人の方が鼻が高く、日本人の方が低い人が多い・・・・
当然、海外(欧米)で流通するメガネは、欧米人の鼻の高さに合わせて鼻のデザインがされています。
過去のラグジュアリーブランド等は、それぞれの国の業者とライセンス契約を交わし、それぞれの国に合わせたデザインで販売してました。
現在は、ブランドのイメージ・価格等を世界中で統一しワールドワイドな展開をする高級ブランドさんが多くなっております。
当然アイウエアーも!!!
(ここではメガネぢゃなく)
現在使用しているシャネルのメガネ(他社購入)にレンズの入れ替えのご注文。
外国人用のハナパットだったのを、その上から貼増しパットを施工してありました(他社施工)
ただ、まだフィッテングが顔に馴染まないとの事で、当社で施工・・・・
粗いヤスリで
細かいヤスリに
この後紙ヤスリ、バフ掛けをするのですが、写真撮り忘れ・・・・
過去のこのブログに同様の記事何回も出てきます・・・
金属アームが付いたハナパットに付け替えます。
これで微妙な調整が可能になります。
バフ掛けまでは同じ工程で、元の外人用の小さいパットから大きいパットに付け替える事も出来ます。↓
写真内のダンボールは、僕が発明した治具・・・・
最初は上のシャネルの時の様に長方形の対角線の角を利用してましたが、鼻パットの左右の位置関係の錯覚が起きかねないので、ダイヤモンド形にバージョンアップいたしました!!!!
更に方眼紙状の目盛りが付くと最高に使い勝手が良くなると思います!!!
誰か製品化してくれないかな・・・・
ただ、ダンボールじゃ売れないと思うから、シリコン系の樹脂で作れば需要が有るような気がしますが・・・・
自店でハナモリしている眼鏡小売店が少ないようなきもします・・・
特許は出願しておりませんので、これを見て製品化しようと思った業者さんはひと声かけていただいて、一個試供品をいただけたらOKです!!
(まあいませんよね)
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