メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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自力で登記してみました!

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当社「ハートランド株式会社」は、「株式会社ハートランドオプチカル」から分社化して10年が経ちました!!

このHPの沿革を見直すと、当社の前身は62年前の1962年に「丸山眼鏡工業所」として設立して、38年前の1986年に法人化(現在の「㈱ハートランドオプチカル」メガネのハートランド、坂井店・三国店)(実兄が代表)

で、10年前の2013年に当社を設立いたしました。

(現在㈱ハートランドオプチカルとは資本関係はありません)

 

当社も株式会社なので、当然定款はあって・・・

その中の第24条に、取締役の任期は10年間と定めています。

 

会社法で非公開会社のみ10年が最長と出来るので、当社も10年としてました。

 

会社を経営している方なら当然知っていないといけない、役員の登記なんですが・・・・

僕の場合タマタマ見ていたユーチューブで知ったのです・・・(滝汗)

(普通誰が教えてくれるん?)

 

司法書士さんに依頼すればちゃんと登記してくれるのでしょうが、どうも自力でも可能らしいので経験値を上げるのとブログネタのために、自力でトライしてみました!!

 

で、近くの武生の法務局に聞いてみると、福井市の本局でしか出来なくて、相談にも予約が必要らしい・・・

田舎の福井県のビルの高さランクの1位が22階建てで3位が17階建てなんで、まあまあの高さの役所です(14階建て)・・・

追記(福井駅前再開発で28階ビルが出来ます)
ちなみに福井県庁が11階建てで(県より国の出先の方が高い)東京都庁が48階建て・・・・

 

無事に提出出来ました!!!

(書類をほぼ作成したのは息子ですが、当然業務独占の資格が無いので代表者の僕と一緒に行かないといけません)(役員の一人でもある自分の母親の名前の漢字を何か所か間違いやがった)(登記したのは代表取締役)

 

内容に間違いが無ければ、2月1日に登記が完了します。

 

この役員の登記を忘れていると、100万円以下の過料(罰則)に処される可能性がありますのでご注意下さい。

 

追記

無事に自力で登記出来たみたいです!!

ただし・・・・

修正印や捨て印や割り印だらけで、だいぶん派手になりました(笑)

手数料は印紙(税金)の1万円でした

 

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ヒヤリハットなのガバナンスなの?

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当店では度数測定をする時に色んな角度から検査してその数値を考慮して最適に近いかどうかを判断しながら度数を決定していきます。

 

化学の発達で、最近の測定機器はそうとう進歩しているのは間違いない事実!

(海外の説明に出てくる言葉に変えると「テクノロジー」なので今後はテクノロジーを使おっかな)

一番代表的な他覚的に測定する機器に「オートレフラクター」という機器があります。

メガネ屋さんや眼科さんで測定した方ならほぼ100%が経験していると思いますが、顎を乗せて機器の中の「気球」を見ているだけで、勝手に測定しているアノ機器

 

その測定機の数値のみを信用してメガネの度数を決定してしまうと、見えるけど快適では無いメガネが出来上がるかも知れません・・・・

割合は書きませんが、色々な角度から検証した度数と、その数値だけで判断出来る度数と最終的に同じような数値になる場合も沢山ありますが、それはそれで良いのです!

 

どうしても専門的な話なので、前置きが長くなりますが・・・・

 

先日あった事例、

物が二つ見える(複視)があって、ネットで調べていてこのブログから当店に来店されたお客様(この分かりにくい内容のブログもちょっとは売り上げに貢献しているのかも)

 

予備検査のカバーテストで大きい内斜位(みたい)がある事は確認済み

(もちろん診断していませんよ、眼の動きを見ただけですよ)

 

年齢の割には矯正視力がすんなり出ない何か違和感が・・・・

ここで当店の新兵器の出動です!!

角膜の形状をスキャン出来る装置です。

(これも診察ではありません角膜の形状を確認しただけです)

眼球の中心が扁平な状態を機械は見逃さずに

写真中央下に「近視矯正手術眼98.5%」の表記が・・・

聞くと30年前ぐらいにレーシック手術を他府県で受けているとの事

 

注目するのは、レフの中央値

中央値がS-3.25C-1.00

(3.00㎜付近)S-3.5C-1.0

(5.00㎜付近)s-5.5C-0.75

 

通常レフがはじき出す数値は中央値なので、当店の測定は、当店のスタッフ全員が必ず雲霧した状態から測定する事が義務付けられています。

(近視の過矯正を防ぐためです)

雲霧とは、網膜よりかなり前に焦点を合うような度数、視力で言うと0.5ぐらいまで落としてから測定を始めるのです。

 

結果、今回は、雲霧した状態と思っていた度数でも視力が出にくい過矯正だったのです。

当然調節力(調節ラグ)も測って、2重に過矯正を防ぐシステムになっているのですが、そこもすり抜けてしまいました・・・・

 

装用テストで近方と遠方の確認した時に、近方が見えやすい度数にした時にその度数の方が遠方も見えやすい事に気が付いて、事なきを得ましたが、あわやJALの飛行機事故状態(例えがおかしい)

近視の内斜位だけに近視の過矯正は絶対的にNGなんです・・・・

 

レフの中央値は中心値では無い事をあらためて理解しました!!

 

特に自然界ではおこらない、レーシック手術眼の場合は特に注意が必要だと改めて感じました。

 

ま、最近はレーシック後の眼に出会う事はあまりありませんが二・三十年前に流行ったレーシックの方々が老眼世代になってきているので、知らないうちに出会っているかも知れませんね。

 

で表題の「ヒヤリハット」って日本語なのね(笑)

ヒヤリとしてハット気が付くみたいな意味なのかな・・・

ガバナンスは管理体制みたいな言葉・・・・

 

要はメガネの度数を決定するためには、使う状況をよくヒアリングして、色んな角度から多角的に考えて決定してますよ!!と言いたいのですが、この事をビジネス用語でなんと言うの?

と言うお話でした(滝汗)

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2023感謝祭(輪投げ大会)終了いたしました!

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おかげさまで、つつがなく2023年感謝祭を終える事が出来ました!

 

今年も300人を超える方にチャレンジしていただきました!!

あいにく高得点(3列以上揃える)方が、今年1人も出ませんでした(汗)

パーフェクト賞は5万円の商品券なので、例年は最後の方の輪を投げるまでハラハラする場面が多くあったのに、今年はそのシーンもあまりありませんでした・・・

 

高得点者が出なかったので、飛び賞を多くするつもりですが、あいにく明日は出張が入ってますので、集計は木曜日以降になります・・・

例年の飛び賞は、同じ点数に1~2名の方を選んでましたが、今年は同じ点に3名迄の方を飛び賞(レア点数賞)にしようと思っています!!

 

暫くこのまま張り出しておきますので、良ければご確認下さいませ。

 

ちなみに今年の優勝点数は60点で3名いらしゃるのですが、5本入って60点の方2名と、6本使って60点の方が1名なので、独断と偏見で6本の方を優勝とします!!

 

正式な発表は定休日明けの木曜日にいたします!!

 

本当に多くの方にご来店いただきありがとうございました!!!

 

当店の防犯カメラの映像ですが、こんな感じがズート続いていて、しっかり対応出来ていなかったお客様がもしいらしゃいましたら、お詫び申し上げます。

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お店に虹を見た!!

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当店の床に虹が出来てた・・・

光源をたどっていくと・・・

姿見の鏡の面取りした部分に日光が反射しているみたいで、太陽が低い高度にあって、鏡がちょうどそこに、その角度であったための奇跡・・・・・

(そう大袈裟でもないかも)

 

勉強しているメガネ屋なら知っている光のスペクトル!!

 

光は、色(波長)によって屈折率が違うため、虹の様に7色に分離するのです。

(虹が7色と認識しているのは日本ぐらいで他の国はもっと少なかったりします)

 

眼図

当店で良く使用するプリズムレンズの図↑

 

図の下から入って来た光は、レンズの分厚い方に屈折します。

(面倒なので作図しませんが想像してください)

屈折率が高い色(波長)が大きく屈折するので、この図で言うと、一番左側に紫色が来て一番右に赤色がきて層(虹)の様になります。

 

波長

その光の色での屈折力の違いを利用して、メガネの測定に利用しているのが・・・

 

レットグリーン検査!!

緑色が強く見えれば近視の過矯正・・・

 

屈折力の違いなら、一番離れている赤と紫を使えば良いように思いませんか?

ただ赤色の反対色が緑色なので、赤緑が色々と便利なんですね!

 

何色に見えますか?

 

前も書きましたが、度が入っているレンズは全てプリズムレンズなので、屈折力の高い薄型レンズは、この色収差が強く出やすいのです・・・

その数値をアッベ数というのですが(昔は試験に出るとこ)最近は高屈折レンズが主流ですから、アッベ数を誰もが言わなくなりましたね(汗)

 

ここだけの話、プラレンズではもう使わなくなった素材CR-39のベースカーブが8に近い球面レンズが、光学的には一番優れてると思ってるのは僕だけでしょうか(笑)

 

 

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両眼視を考慮したプリズムメガネの眼内レンズ

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人間の眼内には、角膜と水晶体という二つのレンズが平行に内蔵されています。

 

その水晶体が加齢等で白く濁ってくる症状が「白内障」です。

 

その白内障を患った水晶体を取り除き人工的に作成した人口水晶体(ICL)を眼内に埋め込む手術が白内障手術です。

医療の発達で最近では日帰りでも手術が可能になりました。

 

一般的な水晶体レンズの屈折力は20ディオプトリーあるので、眼内レンズの度数を調整する事により、近視や遠視の状態を改善する事が可能になります。

 

今まで度の強いメガネが必要な方が、白内障の手術をしたことによって遠方用のメガネが不要になる事もあります。

手術前に、眼科医との打ち合わせで、

①今のメガネのままでいける眼内レンズの度数

②遠方がよく見えるようにする眼内レンズの度数

③近方がよく見えるようにする眼内レンズの度数

④遠くも近くもまあまあ見える眼内レンズの度数

⑤片目が遠く、片目が近くが見える眼内レンズの度数

 

今現在のメガネや目の状態でも変わってきますが、両眼とも手術する前提で一般的に多い順番に並べると④②③①⑤の順番になるでしょうか。

 

問題は、

A.メガネの度数が強い場合で、片眼だけ手術が必要な場合

B.眼位異常で両眼視のためにプリズムレンズを装用している場合。

 

A.は片眼だけ裸眼で見えるような眼内レンズの度数にした場合、右眼と左目の度数差が多くなりすぎて色々な弊害が出てしまうので、手術をしていない度数の強い目をコンタクトレンズによる矯正が必須になり、メガネでの矯正が難しくなります。

 

今回はB.の両眼視維持のプリズムメガネを常用している方の事例を紹介します。

 

図

図

このブログでは10年前から散々使用している説明図です。

 

人間の眼は左右二つあるので、見る物に左右眼が真っすぐに向くのですが、左右の目の向きが大きく違うと、無理して向く(斜位) 無理しても片目が向けない(斜視)になり、疲れやすい眼位となっています。

そうゆう場合は、上の図の様に最適なプリズムレンズをメガネレンズに装着する事により、両眼で見る事を快適にすることが可能になります。

 

白内障により眼内レンズは、片眼づつによる度数の矯正は可能なんですが、プリズム度数の入った眼内レンズやコンタクトレンズは現在存在しないので、両眼視のためのプリズム度数を常用している場合には、眼内レンズで度数だけ矯正しても、プリズムメガネは必要になります。

 

また・・・・

白内障の術後は眼球の状態が安定していない為、度数が変化する事がある事から数カ月は間を開けないとメガネを作ってもそのレンズが無駄になる場合があります。

遠近両用レンズやプリズムレンズは受注生産品となっているため制作に1週間ほど時間がかかります。

 

で今回のケース

前置きが長くなったので、超割愛して・・・・

 

 

-6.5Dぐらいを-3.0Dぐらいに、眼内レンズ度数を調整して矯正数を落とした事例です。

度数は緩くなりましたが、プリズム度は残るので・・・・

別作レンズが仕上がるまでは、↑を利用して

 

プリズム度数はそのまま残して、近視の度数だけを落としました・・・・

 

色々と複雑な事を考えての結果ですが、書いても意味が伝わらないだろうし、解る方にはこの写真だけで理解できるはず・・・・

 

大きなプリズム度が入ったメガネを常用している方の場合の白内障手術は、①今のメガネのままでいける眼内レンズの度数にした方が一番良いように思いますが・・・・

「ちょっとでも度数を緩くしたい」心理も良く理解できます。

が、大きいプリズム度数は、近視等の基礎度数が少ないと、大きいプリズムが入りにくくなる場合もあります。

 

白内障の手術で眼内レンズの度数を考える場合、医師だけではなく、手術前にかかりつけの眼鏡店にも相談する事をお勧めいたします。

 

 

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