メガネのハートランド
福井県鯖江市産の眼鏡を販売。認定眼鏡士のいるお店。
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クリアーフレームのハナモリ

武生店

このブログでも再々紹介している、プラフレームの鼻部分をかけやすくする、カスタマイズ

メードインJAPANで鯖江で作られている商品ですが、企画がワールドワイドなデザインで、平たい顔族の日本人顔には、鼻パットが低くて顔に当たってしまいます。

 

ちょっと話は変わりますが、この加工場の作業用の本革の敷物・・・どこかの引き出しの奥で眠っていたのを嫁が発見しました・・・・

(加工場用の皮の敷物って意外と売ってないのよね)

 

ニッパで切り取って、荒ヤスリ、細ヤスリ、紙やすりの順に切り取り部分を整えます。

(自作の治具が良い感じで、あとは升目(メモリ)を入れればもっと使いやすくなるね)

 

バフでピカピカに磨き上げます!!

 

大きい鼻パットに交換する事も可能ですが、今回は金属アーム付きの「クロムハーツ」専用金属金色パットに付け替えました!!!

(クリアーなフレームですが正面から見ても目立たないタイプにしています)

 

当店は「クロムハーツ・アイウエアー」の正規販売店です。

 

今回のフレームは、クロムハーツ直営ショップで購入したフレームの持ち込みです。

 

当店で購入いただいたクロムのフレームの場合は、フレーム代金の中には、色々なサービス代金も含まれています(フレームのかかり具合調整、度付きレンズの加工代、等々)

 

クロムハーツに限らず持ち込まれたフレームの調整やレンズ加工代は、有料となっていますのでご了承下さい。

 

但し、他県等(遠方)の当店加入のボランタリーチエーンのショップや、知り合いのショップからの直接の依頼の場合は、お互い様(互助)なのでその限りではありません。

 

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お勉強会

お弁当を用意して、営業時間外のお勉強会です!

 

今回は、「検眼」

ケンガンという言葉は医療用語らしく、医療行為が出来ない我々眼鏡店は、使用してはいけないみたいですので、ここでは「視力測定」がいいのでしょうか?

 

ホロプターを使用して、今何の検査をしているかを声に出してするのですが、被検者に聞く言葉か、検査の説明かが、言葉だけでは区別が難しかったりします・・・

 

この自覚検査は、新しく創設された国家試験「眼鏡製作技能士」の実技試験の3つの内の一つです。(他に、加工、フィッテングの3教科)

 

国家試験は、電動のフォロプターを使用しないで、試見用のかけ枠を使うので、電動フォロプターに慣れ過ぎていると、練習が必用ですが、やっている事は同じです!!

 

電動フォロプターの方が、デジタルで一瞬でレンズを入れ替えれたり、乱視度数の球面調整を自動で行ってくれるために、時間短縮は圧倒的ですが、基本をしっかり解っていないとどの検査方法でも沼にハマってしまうため、勉強は常に必要です!!!

 

 

国家資格の実技の片眼づつの自覚検査は基本通りにすれば、そう難しくは無いのですが・・・・

 

人間の目は二つ合って、近くも見るし遠くも見る、脳も補正をかけるし、生活環境も違うし、見る目的も違う・・・・・・

 

国家試験の視力測定(完全矯正値)から後の、どのような目的でどのような度数にするのが大変難しいのです!!!

 

見えるだけの眼鏡の度数でいいなら、比較的簡単に出来ますが・・・・・

快適に楽に見える度数は、奥が深すぎるのです!!!!

 

でもご安心ください!!

ほとんどの方は、上の二つの度数(見えるだけの度数と快適に見える度数)にさほど差がありません。

でも・・・それなりの割合で、二つの度数の差がでるのです。

度数が良くても、レンズ加工や、フィッテングで折角の度数を台無しにしてしまう場合もあります。

 

それから、レンズの設計のマッチングも快適なメガネにするためにはとても重要です。

 

それには、レンズ設計の知識だけでは無く、ユーザーが要望する状況を正しく聞き取れ把握して、ユーザーに正しく説明出来る力が必用になります。

 

これは座学だけではなかなか身につかなく、経験値が必要になるところが、承継するのが難しいところですね・・・・

 

当店では、お客様の見え方見られ方満足度を上げる為、日々努力しております。

 

 

 

 

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フチなしフレーム(ツーポイント)

技術的お話

32年ぶりの円安らしい・・・・

 

この頃のメガネは、ツーポイント(フチなし)フレームが、凄く良く売れていた時期だと思う!!!

(僕の結婚式の写真もツーポイントの眼鏡をかけていたので流行ったのはもう少し後かも)

 

あの頃のフチなしメガネのレンズ加工は、レンズに穴を開ける場所をマーキングして、手作業で仕上げていたので出来上がりに若干の差があったのですが・・・・

 

当店での現在のレンズ加工は、モニター画面にマーキングをすれば、機械が正確に穴を開けてくれる!!!

 

仕上がりがこちら(クロムハーツツーポ)

ってまだ仕上がってない・・・・

 

話を戻して・・・・

32年ぶりの円安って、聞いて悪いイメージを与えている報道のようですが・・・

 

僕はまだ社会人になりたての頃ですが、無茶苦茶景気が良くって、凄く楽しかった時期なんですね!!

確かにメガネの値段も円安で値上げ気味ですが・・・

食べ物の値段も世界に比べるとまだまだ安い・・・・

 

政府もドルを売りまくって、消費税をゼロにしてください(願)

 

前の国会答弁で減税は、税金をあまり納めていない層にとってメリットがあまりないと言っていましたが・・・

消費税は全員に平等にメリットがあり、お金をいっぱい持っている人がいっぱい使えば、景気が良くなる気がするのに(笑)たぶん経済はそう単純ではないのでしょう

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スーパーカーは死語!?

技術的お話

僕の子供の頃にあこがれた、スーパーカー「ランボルギーニLP500」

そんなスーパーカーに乗って、フィッテングの調整に遠くから来店いただきました!!!

(フィッテングの調整という表現は変だな(笑))

(メガネのかかり具合の調整が正解かな)

 

ランボルギーニ・ウラカン

折角なので、横に乗せていただきました((笑)

 

ニコンD500の設定が、メガネの物撮り用のままだった・・・・

 

地を這う低さで、軽自動車からも見降ろされた(笑)

 

 

メガネ屋として気になったのが、運転姿勢が寝そべる様になる事と、バックミラーがモニターだった事・・・・・

 

左ハンドルなので、右側に座った僕は足に力が入ってしまうと言うと、この車は、足では無く背中で体重を支える感じでとの事

 

O様のメガネレンズは遠近両用になっているのですが・・・・

寝そべった姿勢で運転するには、アイポイントと、フレームの傾斜角の考慮が必用!

 

「バックミラーがモニターなんですね」と聞くと・・・・

「ミラーだと後ろがまるで見えないんだよ・・・・」

と後ろを振り向くと、視野がほとんどない(笑)

外から見てもこんな感じ・・・・

 

鏡(カガミ)の場合は、実際の物が反射して写っているだけなので、自分の眼で鏡に写った遠くの物にも近くの物にもピントを合わす事が出来るのに対して、

モニターの場合は、モニターに連動したカメラのピントに合っている・・・・

もっと重要な事は、目の焦点距離(ピント)はモニター画面までの距離になる事!!!

 

運転中の眼の焦点距離は無限遠方に近い無調節状態なのに、バックモニターを見る時の焦点距離は60㎝ほどに、1.66ディオプトリーの調節が必要になる事。

(遠方視するカガミ(ミラー)の場合は、調節は必要ありません)

 

近い将来には技術の進歩で、鏡(ミラー)と同様のモニターカメラが出てくるような気がします。(現在のスマホ2眼カメラでもまだまだ)

 

ただ、後ろがほとんど見えないスーパーカーや貨物車などは、バックモニターが有効ですね!!

 

過去に購入いただいたメガネの調整のついでに、新しいメガネ2本ご注文いただきました!!!

 

レンズの設計や度数を、お客様に最適な物をお勧めしたいので、眼鏡を使うときの状況をお聞きするのですが、言葉で聞くよりも実体験する方が、色んなものが見えてくる気がします。

(聞き出す力も状況を理解するのも経験値が必要ですね)

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自覚なき自覚症状・・・

技術的お話

ウィキペディアによると、「自覚症状(じかくしょうじょう)とは、病気にかかっている者に感じられる症状であり、生活状況に大きな変化はもたらされていないというのに、痛みや苦しみや倦怠感などを感知するようになり、そこから自身が疾患状況であるということが自覚できるような状態であるときに、その際に感じられる痛みや苦しみなどの症状を指す。」

となっています。

 

これは、普通の(今までの)状態と違う状態になった時に、自身が感知られる症状・・・

 

(自覚症状は医療用語なのか???)

(医療用語なら超慎重に書かなくては・・・)

 

図

図

上の図は、外斜位が普通の場合と、大きい場合の図です。

(何回も使いまわした図で、調節では無く調整の方が良い表現かも)

 

人間の目は、左右に1つづつあり、見る物に向かって左右の目が真っすぐに向かいます。

 

左右の眼位のズレが大きいか寄せる力が少ないと、下の図のように無理がかかるのですね。

 

ただ、上の図の方も、下の図の方も両眼視は普通に出来ています。

 

数十年前に外国のシェアードさんが考えた眼鏡業界では有名な基準に、

(シェアードの基準)正常な両眼視を維持するためには輻輳力・開散力が斜位量の2倍と等しいか、またはそれ以上なければならない」

(シェアードが人名なのか?どこの国なのか?何十年前か?は・ググッても判らない(;’∀’)

 

上の図は、眼位がズレているけど、合わせる輻輳力がズレの2倍以上ある状態で、下の図は2倍は無いけど合わせられる状態。

(合わせる力よりズレの方が大きいと斜視(複視又は片眼抑制)になります。

 

計算式もあって、「Δ=2×斜位量ー余力÷3」なんですが・・・・・

このΔ数値はあくまでズレ量の倍に等しい値で、斜位量や余力の測定も簡単ではないのです。

 

本題は・・・・・

下側の図の方は、無理して調整しているけれど、生まれてからズ~~トその状態で、他人とは比較出来ないので、自覚が無いのです・・・・・

 

加齢による眼筋力(余力)の低下や、目の周りの筋肉の低下(サギングアイ)による、加齢による自覚症状は出るものの(特に複視)、40台まではそれが当たり前で自覚が無いのが普通です。

 

当店では、当店でメガネを作る方ほぼ全員の斜位量を測定しています。

 

で、下の図の状態の方には、説明はしますが・・・・

自覚がないので、深く理解するのはそう簡単ではありません。

 

特に若い方は、一応自身の眼の状態を簡単に理解だけしてもらっています。

 

で・・・・・

 

次にメガネを作りに来られた時に検査して・・・・

同じような数値が出て・・・・

前にもこんな説明しましたかと聞いて・・・・

 

今回は、アレを試してみます事になり・・・・

 

出来上がったメガネたちが

 

たまたま別の方の眼鏡の仕上がりが3つ重なりました・・・・

いわゆる「プリズムレンズ」赤い丸がプリズムΔ度数です。

 

図

内斜位の場合はレンズの向きが逆になり、上下斜位の場合は、上下になります。

 

補正するプリズム量は、矯正度数や調節性輻輳量とも連動してくるので・・・・

独自でこんなアプリを制作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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